小笠原の【ハスノハギリ林】で海と大地のエネルギーに包まれる

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つやつやの葉っぱがとっても美しい海岸林で、日本では小笠原と琉球列島のみに生息する【ハスノハギリ】

【ハスノハギリ林】と言えば沖縄の名護が有名ですが。。。

実は小笠原にも、ステキな【ハスノハギリ林】があるのです!

今回は、小笠原諸島・父島の隠れ名所である【ハスノハギリの林】をご紹介しちゃいますね!

 

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日本でハスノハギリが生息するのは小笠原と琉球列島だけ!

ハスノハギリの原産地は西インド諸島と言われていますが、ハッキリとはしていないようです。

熱帯地方の海岸林で、日本ではここ小笠原と琉球列島だけに見られます。

 

エネルギーあふれる小港海岸のハスノハギリ林

東京都最南端のバス停があることで有名(?)な小港海岸。

真っ白な砂地の広がる美しい海岸の背後には、たくさんのハマギリが立ち並んでいます。

 

木漏れ日を受けるツヤツヤの葉っぱがキラキラしている遊歩道は、海と大地のエネルギーを存分に感じることができますよ

 

 

【ハスノハギリ】小笠原の島名は【ハマギリ】

ハスノハギリを漢字で書くと【蓮の葉桐】

葉っぱが蓮のようで、材が桐のように軽いということですね。

ハスノハギリは、ここ小笠原では【ハマギリ】と呼ばれています

 

浜(海岸)にある桐で『浜桐』といったところでしょうか。

海岸性の植物はその種子が水に浮く素材で包まれていることが多いです。

ヤシの実を思い出してみるとわかるように、繊維質で空気を含む布団にくるまれているので大きくても水に浮き、海上を漂いながら新たな地へと子孫を広げていくのです。

海水漬けで海岸にたどり着き、塩分たっぷりの砂浜で育つなんてすごい生命力ですよね!

 

【ハスノハギリ】の葉っぱはツヤツヤ♥

幼い頃に楽しんだ【おままごと】

泥団子や石ころを葉っぱに乗せて遊んだものですが、ツヤがあってきれいなハスノハギリの葉っぱは、おままごとじゃなくてもお皿として使われます。

以前は毎年11月に行われる大神山神社例大祭において、お昼にふるまわれる赤飯おむすびが、このハスノハギリにくるまれていました。

保健所の指導が厳しくなってアルミホイルが使われるようになりましたが、初めて島のお祭に参加して葉っぱにくるまれたおむすびを手にしたときは、それだけでうれしく感じたものです。

いまでも、ホームパーティーでお料理の持ち寄りがある時にはお皿の上に敷いてデコレーションにしたり、ビーチパーティーのときには取り皿としても大活躍。

すぐれものの葉っぱなのです。

 

ゆりかごに守られるハスノハギリの種

10mを超える高さになるハスノハギリ。

その大きさとは対照的に、とてもちいさな花を咲かせます。

 

Tauʻolunga – 投稿者自身による作品,

<写真引用:Wikipedia>

 

花がしぼんだ後に果実が生るわけですが、これもちょっと変わった風貌をしています。

うす黄緑色をしたちょうちん・・・角のないほおずきのような殻に包まれていて、ゆりかごにおさまっているようです。

実が熟してくると、ちょうちんの底に穴が開いて中の実が落下します。

こんなに立派な風船を身につけていれば、荒波を乗り越えて海を渡ることもできますね!

 

海と大地のエネルギーあふれるハスノハギリ林

小笠原は海底火山によってできた島なので、最初に海上に現れたときには真っ黒な溶岩のかたまりだったはずです。

長い年月をかけて、海を渡ってきた種や鳥の糞に含まれていた種が成長して草木となり、枯れて土となることを繰り返して現在があるのです。

真っ白な砂地の広がる小港海岸、その背後に広がるハスノハギリ林、そのまた背後には岩盤むき出しの山。

 

新鮮な朝日を受けながら、海と大地のつながり・大きなエネルギーを感じられる朝の散歩コースです

 

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