『アースデー』父島流・地球に感謝する日の過ごし方

島暮らし・小笠原
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ハートロックへのインディン・ウォーク

4月22日、アースデー。
地球環境を考える日として、1970年にアメリカから始まりました。
ここ小笠原・父島では、エコビレッジ・プーランプーラン主催のインディアン・ウォークが開催されます。
父島では有名処の『ハートロック』まで、裸足で歩いて地球を感じよう、というイベントです。

 

ハートロックの本名は千尋岩(ちひろいわ)

父島南部にある大きな一枚岩。
260mもの断崖にV字の切れ込みが入り、上部に広がる赤土が雨などで流れ落ちて岩を赤く染め、その形がハート型に見えるので、そう呼ばれるようになりました。

『尋』とは長さを表す単位で、両手を広げた長さが一尋(ひとひろ)。
例えば、漁師さんが船からロープを下ろす際に『ロープ三尋投げてくれ』なんて言ったりします。
千尋岩(ちひろいわ)が千尋(せんひろ)あるのかどうかはわかりませんが、それくらい大きいっていう意味ですね。

海上から見ないとハートの形は見えないのですが、このハート型の上部までのトレッキングコースがあり、父島でのトレッキングツアーとして人気があります。

 

2017年のインディアン・ウォークは途中で中止に

昨年は、年明けから水不足が続いていてダムの貯水量が18%まで下がり、全島挙げての節水活動が行われていました。
洗濯の回数を減らしたり、食器の洗い水をトイレに流したりしながらの節水活動を続けながら、ダムが枯れてしまったらどうなってしまうのだろうという不安を抱える生活。
4月下旬、ゴールデンウイークという繁忙期を直前にし、みんなが大きな不安を抱えていました。

その中でのインディアン・ウォーク開催日。
朝から雲の多い日でしたが、歩き始めた途端に雨が降り出しました。
雨足はたちまち激しくなり、小さな子どもたちが濡れた寒さに耐えられず、1時間ほど歩いたところで中止を決定。
ザーザー振りで、みんな下着までびっしょりです。
寒さに震え、目的地まで着けずに終わってしまいましたが、全員飛び切りの笑顔でした。

街中でも『雨が降ってきたねー!』と行き交う笑顔。

そこから3日ほど雨が続き、ダムは満水になりました。
水不足について考えながら、アースデーに合わせて開催されたインディアン・ウォークからの恵みの雨。
偶然かもしれませんが、島のみんなの想いが空に届いたのではないかと思わずにはいられない日となりました。

 

来年は、マーメイドが山に出現!?

前夜から雷を伴った豪雨となって開催が心配されましたが、朝には雨も上がって無事に決行となった今年のインディアン・ウォーク。
参加したかったのですが、昨年9月から抱えている脚のケガを引きずっているので自粛しました。

いつものビーチでヨガとストレッチを行いながら、ハート型の葉っぱに囲まれつつ、ハートロックを目指すみなさんの検討を祈ります。

来年には脚のケガをしっかり治し、ハートロックの頂上でおいしいコーヒーを淹れてマーメイドカフェをオープンさせたいなあと思う朝なのでした。

 

 

 

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