先日、散歩途中で不思議な光景に出会って思わず足が止まりました。
・・・タコノキの幹になにやら模様が・・・?
近付いてよく見てみると、つる性植物がからんでいたのです。
調べてみると、その正体は【オオイタビ】という壁面緑化に推奨されている植物でした。
ヤシの木の幹にからむ【オオイタビ】
朝の散歩中に、街路樹として植えられているヤシの木がちょっとおかしいことに気が付きました。
ヤシの木の幹になんだか模様が・・・
近付いてよく見てみると、つる系の植物がからんでいる様子。
なんだかとてもアーティスティックでステキ♥
と思ってしばらく見入っていると、隣のタコノキにはもう少しちいさな葉っぱがからみ始めています。
うんうん、この葉っぱが成長するともう少しアーティスティックな雰囲気になるのね・・・
と思ったら、反対側のタコノキが大変なことに!
え!?
こんなに!?
こうなっちゃったら、からまれた方は大丈夫なのかしら!?
先ほどまでの『アートだわ♥』というほのぼのした気持ちから一転、恐怖を感じてしまうのでした。。。
心配になって植物に詳しい方に写真を送ったところ、【オオイタビ】ではないかという回答をいただきました。
【オオイタビ】は東京都も推奨の『壁面緑化』向け植物だった
いろいろ調べていると、都心では【壁面緑化】に推奨されている植物だということがわかりました。
【壁面緑化】とは建物の壁を植物で覆うことで、ヒートアイランド対策の一環として東京都ではガイドラインも作られています。
コンクリートでできている建物の壁を植物で覆うことにより、壁面温度の上昇を抑えてヒートアイランド現象を緩和するという取り組みですね。
都心でも、このようなビルを見かけますよね。
この取り組みはとてもよいことだと思うのですが、なぜこれが緑豊かな小笠原に・・・?
【オオイタビ】はイチジクの仲間
英語名を見ると【Creep】…忍び寄る/【Climb】…上る
どこからともなく忍び寄って這い上がる植物…といった意味合いでしょうか?
周囲が海に囲まれている小笠原に、どうやってやってきたのでしょう・・・?
植物分類的に見てみると、イチジクの仲間なんですね!
よく見たら、葉っぱの影に実がなりはじめていました。
実が熟してきたら、味見をしてみたいと思います。
小笠原のヤシの木を壁面緑化!?
散歩途中で目にした【オオイタビ】に覆われるヤシの木&タコノキ。
彼らに覆いつくされたのちにヤシやタコがどうなっていくのか、ちょっと心配ではあるけれど興味もあります。
とりあえず実が熟してきたら、イチジクの味がするのかどうかを確かめてみなければ(笑)
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