中山峠の遊歩道でホナガソウが満開です☆彡

ホナガソウ 小笠原 小笠原の動植物
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朝の散歩コースのひとつ『中山峠』

約2週間ぶりに歩いたら、ホナガソウが満開

繁殖力の強い【外来種】として懸念されている植物ですが、キレイなものはキレイ‼なのです。

 

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ホナガソウの別名は『ケッチ草』!?

ホナガソウは感じで書くと『穂長草』

名前の通り穂が長く、15~20cmほどあります。

これは穂状花序(すいじょうかじょ)と呼ばれ、この植物の特徴でもあるのです。

ホナガソウの花は、ここにちょっとずつ花を咲かせます。

1~3個くらいの花を咲かせてはしぼみ、ひとつの花がしぼむ頃に新しい花を咲かせます。

私が島へ来たばかりの頃に山を案内してくれたガイドさんは

わーっていっぺんに咲かないでケチケチ咲くから、俺は【ケッチ草】って呼んでいるんだ。

と言っていました(笑)

 

植物分類では【シソ目】なので、葉っぱはシソに似ていておいしそうですが、薬味に使えるような味ではありませんでした。。。

 

ホナガソウは繁殖力がとても強い

ホナガソウが小笠原へ導入されたのは明治初期のようです。

小笠原の気候がとてもあっているようで、またたく間に広がりました。

土の薄い岩場でもよく育ち、大きいものは1mを超えるので、その株元は木のようになります。

 

このように繁殖力の強い外来植物は、実は小笠原では【こまったちゃん】なのです。。。

生存競争に打ち勝ってきた繁殖力の強い植物は、それまでのほほーんと生きてきた島の固有種を圧迫します。

この島が地球上に現れた頃から競争相手もなく生きてきた植物たちは、光を遮られたりして負けてしまうのです。

 

とはいえ持ち込んだのは人間だし、連れてこられた彼らにとっては『この島、めっちゃ生きやすいわ!』と伸び伸びしているだけで・・・

悪いのはホナガソウではないのです。。。

 

この島に住んでいると、自然界と人間との付き合い方を考えさせられることが多々あります。

 

 

満開のホナガソウを楽しみながらの遊歩道

小港海岸から標高79mの中山峠までの遊歩道は、急勾配な遊歩道です。

トレーニング好きなみぃは山頂の景色に向かって、一気に登りきること10分。

ですが、普段坂道を歩いたり階段を登ったりする機会の少ない方にとっては、ちょっとキツイ遊歩道となります。

美しい山頂の景色までが近いようで遠い!(笑)

 

ですが、日差しの強くなった3月は遊歩道沿いにたくさんのホナガソウが咲いていて、とてもきれいです。

 

少し歩いては足を止め、紫色のちいさな花を愛でながらゆっくりと、楽しみながら歩いてみてください

 

中山峠山頂の絶景を目指して!↓↓↓

 

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