いまが旬!小笠原島レモンの特徴と食べ方

島食材
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小笠原の島レモンが旬を迎えています。

近年は、宝酒造から発売されているクラフトチューハイ『産地の恵み・小笠原島レモン』で一躍有名になった小笠原の島レモン。ツンとした酸味がなくて、やさしいまろやかな味のレモンです。

島民はもちろん、観光リピーターの方々からも人気の島レモンは他のレモンと何が違うのでしょう?

今日は、その特徴と食べ方をご紹介しますね♪**

 

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小笠原・島レモンのルーツ

島レモンの先祖は中国で発見された【マイヤーレモン】

小笠原へやってきたレモンのルーツは、中国にありました。

いまから100年以上前の1900年代初旬、アメリカ合衆国の農務省職員・フランク・ニコラス・マイヤーがアジアの植物を採取していたときにこの種を発見し、果実を持ち帰ってアメリカに導入したことから、この名前が付けられました。

このマイヤーレモンはレモンとオレンジを掛け合わせて作られた品種だと考えられていて、皮がオレンジ色に近いような濃い黄色をしています。

普通のレモンよりも大きめで、丸みのある形をしているのが特徴です。

味も一般的なレモンと比べても酸味がまろやか。糖度も高めで果汁がたくさん含まれています。

 

テニアン島から八丈島へ、そして小笠原へ

その後、1940年(昭和15年)に菊池雄二さんがマイヤーレモンと同じ種類であると考えられるレモンをテニアン島から持ち帰り、八丈島に導入されて【菊池レモン】と名付けられました。

マイヤーレモンと同じく他のレモンよりも酸味がまろやかで、果皮は薄くてさわやかな香りです。

形も大きめで、ひとつのレモンが400gを超えるモノも!

そして、1973年(昭和48年)に小笠原の父島に導入されました。

 

小笠原で育てられたレモンは八丈のレモンよりも皮が薄く、香りが強くて、緑色の状態で出荷されます。

熟してくるともちろん黄色くなりますが、まだ若いグリーンの香りがさわやかなのです。

 

 

小笠原・島レモンの旬は9~11月

日本のスーパーには輸入物のレモンが1年じゅう並んでいるので、レモンの旬って言われてもピンとこないかもしれませんね(笑)

小笠原の島レモンは3月に花が咲き、早いものは7月頃からお目見え。

店頭に多く出回るのは9~11月になります。

3月のレモン畑はほんのりあまい香りが漂い、うっすらとしたピンク色の愛らしい花を見ているだけで心がふんわりします♡

 

小笠原・島レモンの購入はJA直売所やインターネットで

この時季に小笠原へお出かけなら、JA直売所へ

父島の農協直売所には贈答用のA級品から自家用のB・C級品があり、贈答用の化粧箱も用意されていて、ゆうパックでの配送手続きも行ってくれます。

※写真の箱は、5キロ用の大きい箱です。

 

インターネットでの購入も可能

小笠原島レモンのシーズン中なら、オンラインでの購入も可能ですよ!

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小笠原・島レモンの食べ方

島レモンは、なんといってもそのさわやかな香りがいいのです。

旬の時期は、サラダや揚げ物に果汁を絞るだけでいつものお料理がグンと華やかになりますよ♪**

小笠原居酒屋オリジナルメニュー【水レモン】

この時季、島レモンを愛する島民が飲み屋さんでオーダーするのが『水レモン』。

初めて耳にしたら、『え!?居酒屋で水レモンってなに!?』って感じですね(笑)

実はこれ、【焼酎の水割りに島レモンカルチェを絞った飲み物】なのです。

グラスに焼酎の水割りを作り、島レモンをくし形切りにしたものを絞って、そのレモンをそのままグラスに入れちゃいます。

おかわりを頼むとそのままレモンが足されていくので、いま何杯目を飲んでいるのかが一目瞭然(笑)

 

みぃ
みぃ

この時季小笠原旅行に来て、居酒屋さんで『水レモンくださーい』ってオーダーしたら通だと思われますよ!

 

 

調味料に大活躍

サラダのドレッシングを作る際に酢を島レモン果汁に変えたり、グリルした肉や魚に果汁を絞るだけでおいしい調味料として活躍してくれる島レモン。

旬を過ぎてもこの香りを楽しみたい私は保存食作りが欠かせません。

 

その中でも大のお気に入りが、柚子胡椒ならぬ【島レモン胡椒】

レモンの皮と果汁と島唐辛子と塩を合わせてミルで挽いたペーストです。香りが長持ちするので、ちょっとした薬味として大活躍♪**

 

また、ジャム作りも欠かせません。皮の苦味がほとんどないので、さわやかな香り広がるジャムは朝食のヨーグルトに添えるのが大のお気に入りです♡

島レモン 小笠原

 

私の島レモンジャムは三温糖を使っているので、味に深みがあるのです♡

 

Mermaid Cafe(マーメイドカフェ)の島レモンメニュー

みぃが運営するMermaid Cafeでは、島レモン果汁をふんだんに入れた『島レモンスカッシュ』と、それに島ラムを加えた『オトナの島レモンスカッシュ』が人気です。

 

また、自家製の島レモンジャムをふんだんに練り込んで焼き上げたパウンドケーキもご好評をいただいています。

バターたっぷりのパウンドケーキが、島レモンの香りと酸味でさっぱりとした味に仕上がっていますよ♪**

 

こちらのケーキは、オンラインでも販売しています↓↓↓

 

まとめ

いまが旬の島レモン。そのやさしい味とさわやかな香りを、ぜひ一度味わっていただきたいです。

レモンの味の常識が変わること間違いありませんよ!

旬のレモンは果汁をそのまま利用するのがいちばんですが、ジャムや保存のきく調味料を作ってストックしておけば、その香りを1年じゅう楽しむことができますね♡

 

みぃ
みぃ

私もそろそろ、1年分のジャムと島レモン胡椒、塩島レモンなどの仕込み準備に取り掛からなければ!

 

そろそろ、ローゼルの収穫も始まります。

恵みの秋ですね~

 

 

 

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