夏も終わっちゃったし、寒くなってきたし、ダイビングから足が遠のくわ…
もったいなーい!フードベスト着ればまだまだ行けますよー!
3ミリや5ミリのウエットスーツ一枚で潜れる時季って、確かに短いです。
春先や秋口って、『ダイビングしたい!・・・でも寒い・・・』の葛藤の連続。
そこでフードベストの出番です!
この小さなアイテムを身につけるだけで、快適度超アップ!
今回は寒さに弱い女子ダイバーのために、春や秋のダイビング快適度を上げてくれるフードベストをご紹介しますね!
*フードベストってなに?
*ダイビングの寒さ対策を知りたい
ダイビングに快適な水温
熱い陸上から涼しい水中へ、夏のダイビングって気持ちいいですよね。
でも。。。
そろそろダイビングしたいなーって思い始める春先とか、まだまだダイビングしたいなーって思う秋口に、ダイビングしたい気持ちを上回っちゃうのが
でも寒いのイヤだなー…
っていう気持ち・・・
たとえ真夏でもウエットスーツ一枚で潜っていると、2本目・3本目には寒いという気持ちが先に立ち、『潜りたいけど寒いからやめておこう…』ってなってしまいがちですね。
常夏のイメージが強い沖縄や小笠原でも水中温度はみなさんが思っているより意外と低く『けっこう寒いんですね…』っていうダイバーは多いです。
ダイビングに快適な水温は26℃以上
体感温度って人によりますが、寒いというストレスを感じることなくダイビングできる水温は、26℃以上と言われています。
25℃では後半に寒さを感じやすくなり、24℃になるとけっこう我慢して潜っている感じ(笑)
陸上で24℃って全然寒くないのに、24℃の水中ってすぐ寒くなりますよね。理由は、水中では陸上の20倍の早さで熱が奪われていくからです。
しかも熱は頭から奪われていくので、全身水中で過ごすダイビングでは、波打ち際での海水浴と比べてあっという間に寒くなるのです。
ちなみに、小笠原の年間水温はこんな感じ。
ハイ、小笠原の海ってけっこう冷たいんです(汗)
初めて小笠原へダイビングに来て『こんな寒いと思わなかったー』と言うダイバーに、ホントたくさんお会いしてきました。
フードベスト着用で、体感温度が2℃上がる!?
そこで活躍してくれるのがフードベスト。
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ウエットスーツの中に着用するので肩からお腹周りに2~3ミリの厚みが増え、首から頭まですっぽりと覆ってくれるので、上で触れた『頭からの熱の放出』をカバーしてくれるのです。
『24℃か…ムリ』って感じていた水温も、フードベストを一枚加えるだけで快適な環境に早変わり! これにより、快適に楽しくダイビングできる期間が長くなりますよ♪**
フードベストはリゾートダイバーにもおすすめ
みぃは、寒い冬には暖かい地方へダイビングに出かけるリゾートダイバーでした。
でも、11~12月頃の沖縄や小笠原って、ダイビングするにはぜーんぜん暖かくないのです。
むしろ、1回潜るごとに『さ、さむい…』と震える感じ。同日2回目のダイビングには気合を入れてエントリー、もしくは挫折(笑)
『フードベスト使いますか?』って聞かれたことなかったので、レンタルは用意されていなかったのだと思います。
そう!レンタル器材を揃えている現地ダイビングサービスでも、フードベストのレンタルは少ないのです!
なので、リゾートダイバー&フルレンタルのあなたも、一枚持っていると便利ですよ。
お値段は1万数千円。
以前みぃが働いていたショップでのフードベストレンタル料金は1日1000円でした。10日間レンタルするなら買えちゃうのです!
ダイビングを快適にしてくれるフードベストの選び方
身体にピッタリのサイズを
保温のことを考慮すると、身体のラインにピッタリしていることが重要です。
ピッタリしていると脱ぎ着が大変だったりするのですが、ストレッチ性の高い素材が開発されていたり、ファスナーやベルクロの施された商品も増えてきています。
生地の厚みは2~3ミリ
24℃の水温を快適に潜ることを考えると、3ミリ以上のモノを選ぶのがおすすめです。
ウエットスーツの下に着用することを考えると、5ミリでは厚すぎて動きにくくなってしまうことも考えられますね。
薄い方が動きやすいことを考慮し、2ミリや2.5ミリでも裏地に裏起毛やスキン素材にするなどの工夫を凝らしている商品も増えてきています。
ファスナー or ベルクロ付きが着脱に便利
保温効果を上げるためのフードベストは肌への密着度を高めなければ、ということで、以前は着たり脱いだりがとても大変でした。
首部分に頭を通す、肩を入れるといった作業に四苦八苦。
バディに引っ張ってもらって、うーーんとうなりながらポン!
ふぅー・・・みたいな感じ(笑)
でも最近は、フロント部分や脇にファスナーやベルクロの施されている商品が増えてきました。
フードベストの着脱にイチイチ顔を真っ赤にする必要はないのです!
寒がり女子ダイバーにおすすめのフードベスト3選
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みぃがダイバーになりたての頃は、全身真っ黒でゴムのウエットスーツ(ロクハンってやつですね)に身を包み、フードを被って大きなカメラを持ち、寒がる私たちを尻目に『うりゃあー!』って潜っている感じの男性ダイバーを見て、『世界が違う…』って思っていました。
でも最近では、女性向けのシルエットやおしゃれなデザインのフードベストも販売されているのです!
見た目がソフトで、着脱しやすいことを考慮してみぃが選んだフードベストをご紹介しますね!
ダイビングショップや器材量販店でも取り扱っているので、購入する前に試着してみてください♪**
GULL(ガル)2mmFIRフードベスト ウィメンズGW-6646B
日本人体形にフィットしたダイビング器材を提供し続けてくれるメーカー:GULL(ガル)の商品。インストラクターも愛用者の多いブランドなので、安心感も大きいですね。
ボディ部分が2ミリ・フード部分が3ミリで、着脱に便利なフロントファスナー仕様。
裏地には遠赤外線起毛素材【FIR】を、表地には一般的なジャージ素材の5倍の伸縮性と耐久性に優れた【イノスパンジャージ】を採用。
サイド部分に施されたアクセントデザインが、スタイル良くみせてくれますよ♪**
Hele i Waho(ヘレイワホ)2mmフードベスト ユニセックス
最近注目度の上がってきたメーカー【Hele i Waho】
ハワイのインスピレーションをデザインに取り入れるこだわりを持っているので、おしゃれなデザインのアイテムが多いブランドです。
片面にネオプレーンゴムのスキン素材【Gloss Skin】・片面にストレッチ性の高いナイロンジャージ【DURA flex】を採用したリバーシブル仕立て。ファスナーやベルクロが付いていないのでごわつき感がなく、3D設計なので身体にもフィット。サイズ展開も多く揃えられています。
値段も1万円以下で、コスパを抑えたい方にはいいですね。
SCUBAPRO (スキューバプロ) フードベスト ユニセックス
こちらもファンの多いダイビング器材メーカー:スキューバプロ(Sプロ)の商品です。
裏地には保温効果の高いダイヤモンドスパンの起毛素材を、表地には滑らかなポリウレタンコーティングを採用。
ボディもフードも2ミリで保温効果も高く、胸元に大きく入った【SCUBAPRO】のロゴがSプロファンの気持ちを上げてくれるデザインですね。
まとめ
ダイビングしたいけど寒いのはイヤ。
そんなあなたには絶対おすすめのフードベスト!
気温が上がってきてもまだ水の冷たい6月や、外気温が下がってきて休憩中になかなか寒さから復活できない10~11月。
寒いのを我慢してダイビングするのではなく、身体を寒さから守ってあげながらダイビングすれば楽しめる季節が広がりますよ!
おしゃれにこだわりたい女子ダイバー向けデザインのフードベストも増えてきたので、それらを手に入れてぜひ、春や秋のダイビングも楽しんでくださいね!
ウエットスーツの選び方に関しては、こちらの記事も参考にしてみてください♪**
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