数年前から急に注目を浴びるようになった『パクチー』
好きな人と嫌いな人に激しく分かれるイメージのあるハーブですね。
その存在が知られるようになったのは『エスニック料理』が流行り始めた頃でしょうか…
私の記憶ではバブルと呼ばれた経済社会が縮小傾向になってきた頃…
イタリアンブームの後くらいだったような気がします(^^;)
私自身は香り野菜がキライではないし、エスニック料理の味と言えばパクチーとナンプラーというイメージだったので抵抗なく食べられたのですが、一緒に食事に出かけた人がオーダーの際に『シャンツァイ抜いてもらえます?』と店員さんに問いかけていたことを覚えています。
そう、そういえば、その頃って『シャンツァイ』とか『香菜』と呼ばれていたので、『パクチー』が流行り始めた頃にシャンツァイとどう違うのかと、調べたりもしました。
…いつから『パクチー』という呼び方がメジャーになってきたのでしょうね(笑)
私が初めてパクチーだけのサラダを食べたのは、初めて与那国へ遊びに行った時でした。
人口の少ない離島に住んでいる、という共通点から宿の方との会話が進み、『パクチー、嫌いじゃなかったらどうぞ』と、近隣の方からたくさんいただいたというパクチーのサラダをいただきました。
食べてビックリ!
独特の臭みがまったくない!
さわやかな香りだけをまとったパクチー!
私自身はもともとキライではなかったけど、初めて食べるパクチーがこれだったら、苦手な人はもっと減るかも、と思いました。
そのころから、ここ小笠原のスーパーの店頭でも見かけるようになりました。
『パクチ二スト』なる言葉が生まれたのも、この頃かもしれませんね。
与那国で食べてビックリした味と同様、さわやかな香りだけををまとった、臭みのないパクチー。
薬味としてのちょっと使いではなく、サラダの主役になれるパクチー。
もしかしたら、タイやベトナムほど暑くないことで香りがまろやかになっているのかもしれませんね。
新たな島野菜の誕生に、島のパクチニストたちは沸いています♡
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