タロイモってハワイやポリネシア料理で聞いたことがあるけれど、日本にもあるの?
沖縄や四国の太平洋側でも作られていて、ここ小笠原でも戦前から栽培されていたようです。
今回は父島で手に入れたタロイモで作る、おやつにもおかずにも大人気な、いももちのレシピをご紹介しますね!
タロイモってどんないも?
タロイモは里芋の仲間
タロイモは東南アジアやポリネシアで主食としても食べられているイモで、里芋の仲間になります。
ハワイやポリネシア、沖縄など、南方諸島への旅行が好きな方は現地で見かけたことがあるかもしれませんね。
小笠原に20年近くも住んでいていて島野菜には敏感な私が、先日、初めてスーパーで売られているのを見かけました。
タロイモと里芋の違い
タロイモも里芋もサトイモ科の仲間で、日本で一般的に見かける里芋はこの種類の中でもいちばん北で栽培されているおイモです。
もともと日本にあったものではなくて、日本列島がまだアジアと地続きだった縄文時代に、縄文人の移動とともに北上してきたと言われています。だから、里芋はサトイモ科のなかでもいちばん北で栽培されているのですね。
タロイモはサツマイモのように大きくなりますが、里芋はこぶし大よりも小さなサイズが多いようです。
日本でも里芋の種類はいくつかあり、関東出身のみぃが知っていたのは八頭(ヤツガシラ)。お正月料理として母がつくってくれていた八頭の煮物は、里芋よりもねっとりとした食感が大好きでした。
関西で栽培されている、京野菜の海老芋も里芋の仲間になります。
タロイモの栄養効果についてはこちらをどうぞ♪**
タロイモの生産国トップはナイジュリア
タロイモはアフリカのナイジュリアでの生産量が世界でいちばん多く、中国、カメルーン、ガーナ、マダガスカルと続きます。熱帯気候地域での食材ですね。
タロイモはハワイの伝統料理『ポイ』の材料
『タロイモ』は、ポルトガル語に由来してタロ(Taro)と呼ばれていたものがそのまま英語になりました。
ポリネシアやアジアでは主食として食べられていて、ハワイでは、タロイモをすりつぶして発酵させた『ポイ』という伝統料理があります。
タロイモは、父島の農園ボランティアスタッフには人気の食材
初めてスーパーで見かけたタロイモをさっそく購入してSNSに投稿したところ、『おいしいよね~♡』というコメントが続々…
って、全員農園ボランティアスタッフの女子たち(笑)
あまりスーパーに出回らないということは、安定して出荷できるほどの量ではないのでしょう。
そんなにおいしい食材を、スタッフだけ知っているなんてズルイ(笑笑)
未開発の島食材ハンター・みぃの探求心は、大きく刺激されちゃいましたよ!
おやつにおかずに大人気のいももちが、タロイモでもっともちもち
SNS投稿に寄せられたコメントで、いちばん気になったのが『いももち』
いもくりかぼちゃ大好き女子に人気の『いももち』。きっと、ジャガイモで作るいももちよりももっともちもちに仕上がるのでしょう…
ということで、作ってみたら大正解! 今回はこちらをご紹介します。
タロイモのもちもちいももちの作り方
タロイモ 400g
片栗粉 大さじ3
マヨネーズ 大さじ3
シュレットチーズ 30g
オリーブオイル 大さじ1
塩・胡椒 適宜
***作り方***
チーズ大好きなみぃが使っている、無添加でおいしいシュレットチーズはこちらです↓↓↓
タロイモで作るいももちのもちもち度は最強♡
日本では南方で作られているタロイモですが、タイ産のタロイモならインターネットで手に入ります。
似たようなもちもち食感は、里芋でも作ることができますよ。
タロイモやタイモ、エビイモなどが手に入りにくい方は、里芋で作ってみてください♪**
もっちりもちもちのいももち、クセになる味ですよ♡
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