小笠原諸島返還50周年記念パレードに参加しました

島暮らし・小笠原
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小笠原諸島が日本に返還されて、50年が経ちました

第二次世界大戦後にアメリカの統治下となっていた小笠原諸島は、昭和43年6月26日に日本に返還されました。
その返還日に近い週末に『返還祭』が行われるのですが、今年は50周年という節目の年なので返還日に開催され、いままで5年おきに行われてきた『返還記念パレード』が、6月30日に行われました。
節目ということもあってか、パレードにはこれまでよりも参加者が多く、準備段階から活気があるように感じました。

実は私、このパレードを見たことがありません。
返還30周年の年に島に住み始めたので30、35、40、45周年とパレードはいままでに4回経験しているはずなのですが、パレードの時間帯は仕事をしていたし、さほど興味を持つこともなかったのです。

 

小笠原返還50周年記念パレード参加へのお誘い

5月末に、あるチームのリーダーからお誘いを受けました。
『Love & Peace を掲げてパレードに参加するので、ぜひ』と。

お誘いを受けるのはうれしいけれど、記念パレードなんていままで見たこともないし、どんな意味を持ってパレードをするのかわからなかったので、チームのコンセプトや表現したいことのお話を聞いてみました。

 

愛と平和を祈って

チームのコンセプトはラブ&ピース。つまり、愛と平和。そのまま、言葉の通りです(笑)

いろいろな国からこの島に集まってきた先人たちが築きあげた文化を歴史的に分断した太平洋戦争。
島の形が変わるほどに玉砕され、多くの方を亡くして遺骨の収集も追いついていない硫黄島。
この悲しい歴史を抱える小笠原村は『小笠原村平和都市宣言』をしていますが、返還50周年を迎えて多くのイベントが計画されるなかで『平和』を掲げる催し物が見えてこないことに疑問を抱いたウクレレ弾きのポストマンが、『愛を持って平和を訴えることをしたい』と呼びかけ、それに賛同する人が集まりました。

人を分け隔て、少数派ということで忌み嫌う憎しみの連鎖が蔓延する時代の中で、小笠原が好き、家族が好き、海が好き、楽器が好き、マーメイドが好き、マジョリティもマイノリティも受け入れて、すべての人がHappyであることを願うチームができあがったのです。
世界大航海時代も、終戦後に日本に返還されてからも、様々な地域から来た様々な人で構築されてる小笠原。
ただそこに求めるのは、自分や他人に対する『愛』とそれを通じて守っていきたい『平和』。
今後60周年、70周年、100周年を迎えても変わらず愛と平和に満ちた島であることを祈って。

マーメイドカフェが表現するLove & Peace

私が販売しているのはコーヒーやお菓子などのし好品であり、生活必需品ではありません。
逆に、生活必需品ではないけれど生活の中にHappyをもたらしてくれるエッセンス。
そんなMermaid Cafe が Love & Peace を表現することを考えたときに、真っ先に頭に浮かんだのがシャボン玉でした。
シャボン玉って、眺めているだけでなぜか楽しくなりますよね(^-^*)
今回のチームのためにできあがったハート形のロゴをマーメイド号にたくさん張り付けて、シャボン玉シャワーを流しながら走ったら、沿道の人たちがきっと笑顔になれるはず♡

 

チーム『Love & Peace』のパフォーマンス

50人近い大所帯となったこのチームは、ウクレレで愛を奏でる方々、小笠原開拓で最初に住み始めたセーボレー家の血を引くご夫婦

ジョン・レノンの曲を流すDJと人魚を乗せたトラック

レインボーフラッグを掲げる島人たちと続き

ハートあふれるデコレーションのマーメイド号は、チームの最後尾で大量のシャボン玉を流しながらのパフォーマンスを披露しました。

たくさんのハートとシャボン玉をまとった車を動かす私はもちろん超Happy♡
沿道の方々にも、たくさんの笑顔をもたらすことができました。

『愛と平和』
ありきたりで使い古されたテーマかもしれませんが、とても大切で忘れてはいけない、社会の軸だと感じた一日でした。

 

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