御神輿担いで海に突入! 扇浦の熱い一日、小笠原神社例大祭

島暮らし
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今年も無事に小笠原神社例大祭が行われました

『誰が担いでも、どんな格好でも担いでもいい』がキャッチフレーズの小笠原神社例大祭が、今年も無事に行われました。
近海で前日に発生した台風の影響で開催が危ぶまれ、深夜の赤飯部隊や早朝準備隊は大雨の洗礼を受けながらの作業でしたが、神事の始まる直前には雨が上がり、青空も広がりました。

 

小笠原神社の通称は『貞頼神社』

正式名称は『小笠原神社』であり、お祭りは『小笠原神社例大祭』ですが、島では『貞頼祭り』とか『貞頼さん』と呼ばれていて、毎年7月26日に行われます。

そのむかし、小笠原貞頼という人が、7月26日に小笠原を発見したと言われていています。
歴史を紐解いてみると『言い伝え』となってしまうお話しなのですが、もしそうだったとしても、小笠原という名前の由来や日本の領有に関して影響を及ぼしたことに変わりはありません。
由来ある人たちに感謝し敬って、縁ある人たちでお祝いしましょうというお祭りです。
祝日ではないし、おがさわら丸の運航が生活リズムになっている島民にとっては船の運航に合わせて仕事をしているので、7月26日に職場が休みになるとは限りません。
でもこのお祭りを支えている有志『要会』の方々は、それぞれに仕事を調整して力を注いでいるのです。

 

生花で飾り立てる、手作りの御神輿

10年ほど前にこのお祭りへ、御神輿がプレゼントされました。
贈り主は、お祭りの総監督・RYOさんが運営する 『エコビレッジ・ぷーらん』へ常連となりつつあったタコG。
年間40ものお祭りに参加し、神輿を担ぎ続けてきた彼は小笠原に惚れ込み、RYOさんの姿勢に共感し、祭があるなら神輿がなくちゃと、手作りしてくれたのです。

お祭りの数日前、扇浦海岸で要会メンバーがリンギを組み、シュロッパで屋根を作り、要会レディースチームはお飾りの金物を磨き上げます。


当日の朝、組まれたお神輿にはサラシが巻かれ、ティーリーフで編まれたレイがかけられ、その後、集められた生花が参加者の手によってレイに飾られます。
 
子供神輿にはこれまた手作りの、カヌーを漕ぐ『貞頼さん』も乗っています。

すべてが参加者の手作りによる華やかな御神輿。こんなにあたたかみがあって華やかなお神輿は、全国を探しても他にはないと思いますよ♡

 

お祭りのクライマックス・神輿を海へ

みんなの手によって飾りあげられた御神輿は、ここ数年で扇浦地区の人口を増やした分譲地住宅エリアを巡り、要会メンバーがなにかと集う居酒屋・かなめまで巡業した後、いよいよ海へと突入します。
担ぎ手の足が濡れるという程度ではなく、それはもう…担ぎ手の足が届かなくなるほどの深さまで…

どこまで行くのか決めているわけではなく、担ぎ手の足が届かなくなると、流されていくのです。
足が届かないと担げないし、中には泳げない人もいたりして溺れないの?とも思いますが、『神輿に上がれ~!』なんて声がかかり、御神輿がイカダ状態に(笑)


そしてどうやって浜に戻ってくるのかというと…波打ち際からみんなで手を繋いで海へ入り、引っ張ります。

オトナも子供も、島の人も観光客も、知らない人とも手をつなぎ、力を合わせて引っ張り上げるのです。
素敵でしょう☆

海へ入っては引っ張り上げ…を何度か繰り返し(そう、一度や二度じゃないのです(笑))
満足したところで宮入へと向かいます。

 

笑顔あふれる直会

最後の力をふり絞って丘の上の神社までお神輿を上げた後は、それぞれに持ち場を仕切っていたスタッフも全員集まっての直会でお酒を酌み交わし、奉納された新鮮なサカナの刺身を堪能します。

数日前から仕事の合間に作業を続け、深夜/早朝から動きっぱなしのスタッフは疲労がピークのはずですが、はじけるような笑顔があふれます。
お祭りに参加してくれた方全員を楽しませることができる分だけ、たくさんの笑顔が返ってくるのでしょう。

 

昨年の例大祭に参加できなかったことがきっかけで神社の月次祭に係わらせていただくようになり、今年は開催側のメンバーとして参加できたことに感謝です。
ありがとうございます♡

 

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