小笠原神社の月次祭(つきなみさい)に想う

島暮らし
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一昨年の夏
20年も続けて島に遊びに来ている知り合いの方が『大神山神社で御朱印もらえたのー!』と、うれしそうに報告に来てくれました。

無知な私は…御朱印って、なあに…?

彼女に『御朱印帳』を見せていただき、その存在を知ったのでした。

その年の秋口
いつも昼過ぎに『カフェラテくださーい』と私のカフェに寝起き顔でやってくる近所のバーで働く彼女が、午前中にやってきたのでどうしたのかと尋ねると『今日は一日なので、早起きして神社の一日参りに行ってきました!』
無知な私は、またしても…一日参りって、なあに…?

 

お祭が好きで、御神輿を担ぐのが楽しくて、ただそれだけでいままで参加してきましたが、『祭りごと』の意味を考えるようになりました。

私の住んでいる父島には神社がふたつあります。
街の中心部にある『大神山神社』と、コの字型の二見湾をはさんで反対側、扇浦地区にある『小笠原神社』別名『貞頼神社』

私は扇浦地区に暮らしていて、夏の間はほぼ毎朝扇浦で泳ぎ、何かあると海岸まで降りては海をながめ、海のパワーをいただいて元気を取り戻し、日々感謝しながら暮らしています。
なのに
昨年の夏の例大祭には訳あって参加できず、心苦しく思っていました。
その胸の内を近所に住む方に話したところ『毎月一日に月次祭をやっているから、よかったら』とお誘いをいただきました。

 

朝8時。

神社に集まって落ち葉で埋め尽くされた参道をきれいにし


小さな社殿を開けて、新鮮な空気を流します。

お掃除の終わる9時頃に宮司さんに来ていただき、祝詞(のりと)をあげていただいてお祓いを受けて参拝。

心に清らかな空気が流れます。

例大祭に参加できず、心を痛めていた私に『年に一度のお祭よりも、毎月の神事の方が大切なんだよ』と声をかけてくれた管理人さんの言葉が心に沁みました。
ありがとうございます(合掌)

 

毎月神社に通うようになってから思い出したことがあります。

北埼玉にある母の実家はもともと農業を営んでいて年に一度、祖母が親戚を率いて『御岳山参り』に出かけていました。
私がまだ幼かった頃のことですが、覚えているのは白装束に身を包んで出かける祖母たちの姿。
離れたところへ、年に一度のお参りに行くということをとても大切にしているんだな、と思ったことを覚えています。

私が18歳になる誕生日に旅立っていた祖母。
『おばあちゃんの命日、私は絶対に忘れられないね』と母に話した高校3年生の春。

毎月一日、小笠原神社の参道を掃除しながら、祖母に導かれていまここにいるのではないかと想う朝です。

 

 

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