感動にあふれる南島は、ジブリ映画の舞台!?

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小笠原の代表的な景色、南島の扇池

南島の扇池。
小笠原を代表する景色です。

小笠原のパンフレットの表紙を飾ることも多く、理由や説明なしに美しい景観ですね。

ガイドとして、また環境保護の仕事で何十回…百回以上訪れていますが、毎回思わず『きれーい!』と声に出してしまうほど。

ほぼ全域が国立公園に指定されている小笠原諸島の中で、海中も含めて景観の保護が指定されている海域公園。
南島を含む父島列島の南西部一帯もこの海域公園に指定されています。

 

南島周辺は、日本の地中海

海底火山の噴火によりできた小笠原諸島は溶岩でできているので岩肌は黒く、島から少し離れただけで深くなる海は紫色に近いような深い藍色をしています。

その中で、サンゴ礁が隆起してできた南島一帯は石灰岩で形成されているので岩肌も白く、サンゴが細かくなってできたサンゴダストと呼ばれる白い砂の続く浅い海域はマリンブルー。

この景観を造っている地形は、地中海と同じなのです。
日本にある地中海、なんて素敵な響きでしょう!

ジブリ映画『紅の豚』を見ていると描かれている景色がこの南島海域公園とよく似ていて、ほんとうに地中海さながらだと思います。

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主人公ポルコが秘密のアジトにしている小さな島、島壁に小さく開いた穴をセスナでくぐって白砂のビーチに上陸する描写が、扇池から南島内側へと広がる景色とよく似ているので、『紅の豚の舞台』という噂が流れたことも。

私は地中海に出かけたことはありませんが、海域一帯が同じような創りをしているのですから、南島と同じような島があっても納得できますね。

 

南島は世界でも数少ない『沈水カルスト地形』

サンゴ礁が隆起してできた『カルスト地形』と呼ばれる地質は、地球の陸地面積の12%になります。

そう聞くとすごく特化している感じはしませんが、南島は一度隆起した後に再び沈んでもう一度海上に現れた島で『沈水カルスト地形』と呼ばれています。

これは世界中で、この南島とベトナムのハロン湾だけなのです。

地球上に2ヶ所しかない、特別な島!

 

南島で見られる半化石・ヒロベソカタマイマイ

そしてさらにこの南島の中には、貴重な『半化石』がゴロゴロ。

海岸近くにたくさんあるので貝殻と勘違いしそうですが、これらは『ヒロベソカタマイマイ』というカタツムリの殻です。

このカタツムリはすでに、1000年から2000年前に絶滅しています。

地層の中にびっしりと並んだ様子をみると、足の踏み場もないほどのカタツムリだらけだったことが想像できます。

その光景を想像すると、ちょっと気持ち悪いけど(笑)

でも
こんなにたくさんのカタツムリが生きていたということは、熱帯雨林のようにジメジメしていて、たくさんの植物が生い茂っていたということではないでしょうか…?

しかも砂の中に埋没されたので、その硬い殻がそのままの形で残っているのです。
これが『化石』ではなく『半化石』と呼ばれる理由です。

1万年以上前に生きていたモノが地層に埋没しているのが『化石』
ヒロベソカタマイマイは、埋没した状態でなく形がそのまま残っているから『半化石』なのです。

1万年以上前に生きていた生物の殻がこんなにしっかりと残っていて手に取って間近に見ることができるなんて、魔法にかかっているようです。

何も語らなくても十分に美しい景観ではありますが、目に見えない島の歴史がそこの空気を通して身体に入ってくるから、そこに立っただけで感動に包まれるのかもしれません。

その感動を伝えるお仕事ができるのは、ありがたくてうれしいことです♡

地球に感謝。
こんなにも素敵な景色を、ありがとう♡

 

 

 

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