大寒の日に、桜を愛でる

島暮らし
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『お花見』と言えば桜。

4月の初旬頃、
桜の名所と言われる場所の週末は多くの人でにぎわいますね。

また、毎年気象庁から発表される
『桜の開花宣言』も
春を告げる大きなニュースのひとつです。

小笠原は亜熱帯の気候に属するので
植物の生態も、内地とは違っています。
年間を通して気温の変化が小さいので、
イメージされているところとしては
一年中あたたかい
→季節感がない
→お花見や紅葉狩りと無縁
といった感じでしょうか。
観光や仕事で来島する方や
内地在住の知り合いとの会話の中で感じます。

でも
亜熱帯といっても常夏ではないので
それなりの季節感はあります。
ザトウクジラの来遊で冬を感じたり
ビーデビーデ (沖縄で言うところのデイゴ) の開花で春を感じたり…

そのビーデビーデに先駆けて
島の桜が開花します。
そう、
東京から1000キロ南の島にも、
桜はあるのです。

ソメイヨシノではありませんが…
もちろん自生しているものではなく、園芸種です。

あたたかいところが好きでこの島に移住してきたけれど
日本人たるもの、
やはり春には桜を愛でたい。
そう考えた先人たちが植えたのでしょうね。

沖縄や奄美地方にも分布している
『カンヒザクラ』
これがこの島の桜です。
ソメイヨシノを表す桜色ではなく
はっきりとしたピンク色ですが、
この島の青空には
このピンク色がよく映えるのです。

先日の『大寒』の日。

数日間冷たい風を運びこんでいた低気圧が抜けて
ぽかぽかとあたたかく
まさに『小春日和』という感じでした。

寒さに負けて遠のいていた
ビーチヨガに出かけた帰り道、
その通り道にある桜の木の横を通り過ぎようとした瞬間に
ピンク色が目に飛び込んできて、
思わず車を止めました。

ふっくらとしたつぼみが増えてきたなかで
いくつかの花が咲いていました。

サクラ越しにヤシを望むこの景色、
島っぽくて大好きです♡

確かまだ立春まではけっこうあるはず…
と思って暦を見たらなんと『大寒』で、
そんな日に桜を見て
春が近づいてきていることを感じて笑えた、
亜熱帯の島の朝でした。

 

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