海に魅せられた女子ダイバーのみなさん、こんにちは!
ダイビングをスキルアップしたい初心者女子ダイバーのお悩みに、インストラクター経験者のみぃが、今回もお答えしていきますね♪**
ガイドさんやベテランダイバーさんって、平泳ぎみたいなフィンキックしてますよね?
『あおり足』と呼ばれる、身体を安定させながら泳ぐスタイルですね。
身体を安定させながらゆっくりと泳ぐことができるので、カメラを持って撮影するときなどに応用できるフィンキックで、通称『あおり足』と呼ばれます。
また、砂地で砂を巻き上げない、サンゴ礁でサンゴを折らないなど、環境にやさしく泳ぐことができるスキルです。
今回は、フィンキックの応用編・あおり足での泳ぎ方とそのコツをお伝えしますね!
*あおり足って、どんなフィンキック?
あおり足で泳ぐことの利点
砂地ギリギリのところをアップダウンストロークで泳ぐと、砂を巻き上げて視界が悪くなります。
砂地に身を隠していた生物はびっくりしちゃうし、砂地にちょこんといるかわいいハゼの撮影を狙ってそーっとアプローチをかけていたダイバーにとっては、被写体を台無しにされた感でいっぱいに(汗)
またサンゴ礁では、自分では見えていないところで、長年かけて成長してきたサンゴを蹴り落としているかもしれません。
アップダウンストロークのフィンキックは基本です。講習ではそれしか教えてもらわないのですから、何も悪くはないのです(笑)
でも、少しずつ慣れてきて潜るポイントの幅が広がってきたら、シチュエーションに合わせたフィンストロークができるような、気づかいとスキルを身につけていきましょう。
あおり足でのフィンキックはフィンを横にスライドさせるような動きなので、足を下へ振り下ろすときの、水の対流がおきません。だから、砂地ギリギリのところでも砂を巻き上げずに泳ぐことができるのです。
また、身体を安定させながらゆっくり泳ぐことができるので、ガイドさんやインストラクターが水中をゆっくり案内したいときには重宝する泳ぎ方になります。
ガイドさんじゃなくても、カメラ派のベテランダイバーさんなんかはこのスキルを使ってゆっくり泳ぎながら、被写体探しを楽しんだりしていますね。
まずは基本のフィンキックをマスター
あおり足でのフィンキックは応用型なので、まずは基本のアップダウンストロークがきちんとできるようになってから練習しましょう。
正しいフィンキックには、きちんと中性浮力の取れていることが必須です。深度を保つためにバタバタと足を動かし続けているうちは、あおり足のスキルを使って泳ぐのはムリ。
まずは適正ウエイトと安定した呼吸を身につけて、アップダウンストロークでスムーズに泳げるようになりましょう。
フィンキックの基本はこちらから↓↓↓
また、きれいなフィンストロークには自分にあったフィンを選ぶことも重要です!
フィンの選び方についてはこちらをどうぞ↓↓↓
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あおり足の足遣い
それでは、中性浮力のとれた状態であおり足の練習をしてみましょう。
①足をやや内また気味にして、ゆっくり外側に開きます。
②ある程度足が開いたら、フィン先が外側を向くように足首をまわします。
③足をガニ股気味にして、水をはさんで後ろへ流すように足を閉じていきます。
④膝と足首を伸ばし、かかとをつけるようにして、フォロースルー(惰性で進む)の姿勢をとります。
スピードコントロールは、②での足の開き方で調節します。
ただし、基本的にはゆっくり進みたいときのフィンワークなので、スペシャルな生き物を見つけたときのダッシュや潮流の早いポイントには向きません。
アップダウンストロークとあおり足、うまく用途を使い分けてくださいね!
まとめ
少しずつダイビングに慣れて『カメラ持ちたいなー』なんて思うようになったら、ぜひ身につけてほしいスキルのひとつです。
基本のフィンキック・アップダウンストロークでスムーズに泳げるようになったら、練習してみましょう。
でもその前に、適正ウエイトを身につけて中性浮力をしっかりとれることが必須ですよ!
中性浮力のコツはこちらをどうぞ↓↓↓
砂を巻き上げないフィンキックのコツは、こちらから↓↓↓
少しずつスキルアップして、脱・初心者を目指していきましょう♡
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