【扇浦・シュノーケリング】地元民の夏の楽しみ方

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ 島暮らし・小笠原
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みぃの家から一番近いビーチ【扇浦海岸】

泳いだり、夕陽を眺めたり、カヌーやSUPを漕ぎ出したりと、ほぼ毎日お世話になっている海岸です。

 

扇浦海岸の詳しい情報はこちら↓↓↓

 

この扇浦でここ数日、出会いと別れ、捜索そして再会とドラマチックな日々を送ってきました。

ほかの方にとってはどうでもいいことかもしれませんが(笑)、みぃにとっては一喜一憂の数日間だったのです。

 

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夏の扇浦はサカナのベビーラッシュ

扇浦 小笠原 おすすめビーチ 沈船

海の世界をにぎやかにするイベントは、5月中旬~6月初旬にかけてのサンゴの産卵から始まります。

ダイバーなら、【サンゴの一斉抱卵】という言葉を耳にしたりその幻想的な景色を自分の目で見てみたいと思ったことのある方も多いでしょう。

 

小笠原のサンゴの産卵の様子はこちらです。

 

サンゴの卵ひとつひとつは楊枝の先ほどの大きさですが、星の数より多いと思えるくらいの量が海の中に放たれます。

 

サンゴが産卵するということは、海の生物が繫殖活動を始めるために十分な水温になったということなのです。

 

サンゴの一斉抱卵が行われてから2週間ほど経つと、水中には魚だと認識できないような大きさの稚魚がたくさん現れます。

『なんだか濁っているなー・・・』と思ってよく見ると、楊枝の先くらいの大きさの稚魚が無数に集まっているのです。

 

 

扇浦の砂地に点在する漁礁

扇浦 小笠原 おすすめビーチ

扇浦海岸は砂地が広がり、サンゴで怪我をするような心配がないので、ちいさなお子さん連れが海水浴を楽しむのには最適です。

それでも少し沖に泳ぐと、張り出した岩や戦争時代の名残ある沈船にサンゴがついています。

 

サンゴのついている場所にはすでに魚の生活が広がっているのですが、何もない砂地に何かがやってくると、そこがちいさな漁礁を形成するようになります。

台風で倒れ、海に飛んできて鎮座した樹木とか、沈船から離れたところに転がる沈船のカケラなど・・・

扇浦 シュノーケリング

台風の足あと・流木

扇浦 シュノーケリング

沈船のカケラか、漁師ごみ

 

そういった砂地に落ちている、なにかしらのかたまりに産み付けられたり、水中を漂ってきてひっかかった卵が、この時期に孵化しはじめるのです。

 

ムレハタタテダイの赤ちゃんと出会う

ビーチでシュノーケリングしながら、フエダイやフエフキダイなど、群れを形成してダイバーを楽しませてくれるサカナたちの幼魚を発見するのも楽しいものです。

でもある日出会ったムレハタタテダイのベイビーちゃんに、みぃは心を奪われました。

 

なぜならムレハタタテダイは、みぃお気に入りのひとつである父島のダイビングスポット【西島SW(サーウェス)】の主役なのです。

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

西島SW(サーウェス)でみられるムレハタタテダイ

【西島SW】主役のベイビーちゃんたちに出会えて、感激しちゃったのです

 

ムレハタタテダイってこんなサカナ

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

ポイント【バラ沈South】

ムレハタタテダイは、黄色と白と黒のストライプ。

三角の身体に長い背ビレをヒラヒラさせて泳ぐ姿がかわいらしく、彼らが大勢群れてヒラヒラする様子は圧巻です。

 

ダイバーじゃない方が一見すると

『ああ、【ファインディング・ニモ】に出てくる【ギル】のことね。』

と思うことが多いのですが、ギルは【ツノダシ】という別の種類になります。

ツノダシ ギル

ギル(ツノダシ)

・・・ツノダシは、目つきがちょっと機械的(笑)

黄色・白・黒のストライプも、ツノダシはパキッとはっきりしていて、ムレハタタテダイはやや緩慢でやさしい感じなのです。

 

 

2021夏・ムレハタベイビーとの出会い編

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

気温も水温も夏になると、みぃの朝活は散歩からシュノーケリングへとシフトします。

散歩よりもシュノーケリングの頻度が上がり、ほぼ毎朝海に入るようになってから思っていたことは

みぃ
みぃ

今年はムレハタ・ベイビーちゃんが出てこないなー・・・

ということでした。

 

【異常気象】という言葉がすでに定着してなにが正常なのかわからなくなっている昨今ですが、昨年秋から今春はほんとうに雨の多いシーズンとなりました。

野菜や果物の収穫時期や収穫量に影響が出ているくらいなので、海の世界にも何かしらの影響があるのでしょう。

 

砂地に点在する流木や沈船のカケラをチェックしながら

みぃ
みぃ

今年はいないなー・・・

と思いながら泳ぎ続けていたある日。

やっと発見!

 

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

みぃが【Baby’s Square】(ベイビーズ・スクウェア)と名付けている四角いかたまりの隅で、ひとりヒラヒラしている子を見つけたのです!

今年も出会えてうれしいっ

これで朝活シュノーケリングの、気持ちの張りができたというもの。

あなたに会いに通いますよ•*¨*•.¸¸♬

 

 

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ムレハタベイビー喪失編

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

出会いから3日目には2匹、その翌日には3匹に増えていました。

わーい!これから楽しみだわ!と喜んだその翌日。

 

・・・消えていました・・・

 

理由は明らか。

実は3匹まで増えたその日、ちびっこギャングが現れていたのです。

扇浦 シュノーケリング

ちびっこギャングの正体は、島名【モロコ】本名【ツチホゼリ】の若魚。

縄張り意識が強いようで、他の幼魚たちがなかよく泳いでいるところへ猛スピードで突っ込んでは蹴散らすという、いじわる小僧なのです。

 

もう!

やっと会えたムレハタ・ベイビーちゃんだったのに!!

 

 

ムレハタベイビーの捜索&再開編

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

毎年産まれるベイビーちゃんたちは、ある程度まで成長するといつの間にかいなくなります。

外洋へと巣立っていくのかもしれません。

お気に入りダイビングスポット【西島SW(サーウェス)】で、お互いに認識できなくても再会できていたらうれしいですよね

 

でも!

産まれたばかりの彼らはそんなに遠くには行っていないはず!

 

ベイビーちゃんたちの捜索開始。

近くの流木をチェックします。

 

・・・そして・・・

ほどなく再会

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

 

実はこの流木、今年の出会いに至る前からチェックしていた場所だったのです。

 

人数も3匹だし、大きさや距離を考えても【Baby’s Square】を逃げ出した子たちに間違いありません。

いやー、再会できてよかった~♥♥♥

 

これまでの様子を動画にまとめてみました。

 

今後の楽しみ

 

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

再会できた翌日、3兄弟は5匹へと増えていました。

 

産まれるのがちょっと遅れたシーズンだったけど、これからまた増えてくれるとうれしいなーと思っていたら、再会の翌々日には12匹に!

扇浦 シュノーケリング ムレハタタテダイ

これには感激!

 

大所帯となった彼らの成長を、今年も見守っていきますよ♥♥♥

 

 

 

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