流行から28年、未だ愛しいドルフィンリング

ひとりごと
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イルカとの出会い

まだダイビングを始めて間もない頃に訪れたパラオで、初めて出会ったイルカ。
それまで特に興味を持っているわけではなかったのに、ボート上から見た途端に、なぜかポロポロと涙がこぼれていました。
初めて目にしたイルカに特別な感情を抱いたりはしなかったので、なぜあんなに涙があふれたのか、いまだに不思議です。
関連記事<イルカとの出会い>
パラオ滞在中はそれきりイルカに会うことはなく、数日間のダイビングを楽しんで過ごしました。
そして帰国後、なぜか、いつの間にか、イルカに関する本を読み漁ったりイルカグッズを集めるようになっていました。

 

渋谷道玄坂の露店でひとめぼれしたドルフィンリング

当時は仕事でよく渋谷に足を運んでいたのですが、空き時間に街をブラブラしているときに、道玄坂の歩道でシルバーアクセサリーを売っている露店に足が止まりました。
シルバーやターコイズのアクセサリーに興味を持っていた頃だったので何気なく立ち止まったのですが、並べられた指輪のコーナーにあったドルフィンリングが目に飛び込んできました。
ほんとうに、スポットライトで照らされたように目に入ってきたのです。
そして、ひとめぼれしました(笑)

それまでもドルフィンリングがほしくて探していたのですが、なかなか気に入ったデザインに出会えないでいたのです。
ちょっと目つきが怖かったり、背びれやくちばしがが尖っていてやさしさを感じることができなかったり…
その子は目がクリっとしていてくちばしやヒレにも丸みがあり、指にぴとっとフィットして、愛嬌を感じられる表情だったのです。

シルバー925で値段も1000円くらい、即買いでした。
逆に、安くてびっくりしました。
たぶん、1万円って言われても買っていたと思います。
やっと出会えた、かわいい表情のドルフィンリングだったのです。

 

ドルフィンリングが割れてしまったショック

当時はエアロビクスインストラクターの仕事をしていました。
レッスン中に手をたたいたり、トレーニングでダンベルやバーベルなどの硬くて重いモノを手の平で支えるので、おそらく指輪にかかる負荷が大きく、手のひら側に亀裂が入り、割れてしまいました。

大きなショック…
やっと出会えたお気に入りクンだったのに…

割れた個所が指にあたって痛いので指からは外し、ケースに入れて持ち歩いていたある日。
小さな商店街で『シルバーアクセサリー修理承ります』の張り紙を発見!
すぐに飛び込み、割れた指輪を見せたところ快く修理を引き受けてくれて、無事、指に帰ってきました♡

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大好きなドルフィンリングの修理費が、原価の10倍以上

一度直してもらって安心していたのですが…
その後に就いたダイビングの仕事で、連日大量に運ぶダイビングタンクからのインパクトを受けてか、再び割れたリング…

幸いなことに島でシルバーアクセサリーを作っている クラフトショップがあり、修理をお願いして直していただくこと数回。

何度も壊れるので、5年前の前回の修理ではシルバーを足してくれて、デザイン変わらぬままに丈夫に仕上げていただき、もう大丈夫と思っていたのですが…
今年に入って再び割れてしまいました。

複数の仕事を掛け持ちしている彼も忙しそうだし、このリングが大好きだけど、自分の気持ちがこれに『執着』しすぎているのか、もうこのリングを手放して新しいパートナー(!?)に切り替えるべきなのか…
日々の生活と心の断捨離に思い悩んでいた頃だったのでいろいろ考えましたが、結局再び修理をお願いしました。

そして再びきれいになって、私の指に帰ってきたリング。

やはり愛しい♡

もともと1000円くらいだったこの子の修理には、総額数万円かかっています(苦笑)
でも、この子が大好きなのです。

この分だと、一生のお付き合いかも(笑)

 

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