小笠原は東京から1000kmほど南へ下った位置で、【亜熱帯気候】に属します。
『南国の花』と聞くと極楽鳥花やハイビスカスのような派手なイメージを持つ方が多いと思うのですが、地味で可憐な花もたくさんあります。
ちいさいのでなかなか目に留まらない、でもよーく見るとめっちゃかわいい!
今回は、天使のように愛らしい『クサトベラ』の花をご紹介します♥
クサトベラは海岸性の植物
みぃはダイバーなので、初めて【クサトベラ】って聞いたときに思ったことは
植物の世界にも【ベラ】がいるのねー!?
・・・違います(笑)
海には【ベラ】っていう種類の魚がたくさんいますが、植物の分類に【トベラ】っていう科があるのです。
日本ではここ小笠原と、気候の似ている屋久島・種子島~沖縄地方に分布しています。
海外ではポリネシア、オーストラリアなどにも多く自生する植物で、そんなにめずらしい植物ではないのですね。
ツヤツヤとした葉っぱが南国特有の強い日差しを受けながらキラキラして、とってもきれいなのです♥
海岸沿いに根を下ろす彼らの種は水に浮くので、海を渡って他の地へと移動し、子孫を広げていきます。
そのツヤツヤ・キラキラした様子は、小笠原を代表する観光スポット・南島の景観を美しく演出してくれてもいますよ!
クサトベラの別名は【エンジェルフラワー】
このクサトベラの花、小さいので見過ごしがちですが、よく見るととってもかわいいのです♥
ハワイでは『Angel’s Flower』(エンジェルフラワー)とも呼ばれているそうです。
天使の花!
そう言われて見てみると、天使に見えますよね!!
その話を聞いてから、さらに好きになりました。
花が満開の頃は、海岸に天使がたくさん飛んでいるように見えてきます**♡**
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クサトベラの花言葉は【可能性】
こんなにかわいらしい花の花言葉は【可能性】
なんで【可能性】なのかしら・・・?
もっとかわいらしい花言葉を期待していたのに(笑)
調べてみると、近似種で【スエヒロソウ】という花がありました。
花の形が『末広がり』だからでしょうか?
『末広がり』っていう言葉の意味は
『上から下に向かって広がる・発展する』
ここで言う『下』は、下方ではなくて未来とか将来を表しています。
『未来に向かって発展する』っていう考え方に基づいてみれば『可能性』も納得ですね。
可能性があるっていうことは、言い換えれば夢が広がるっていうことじゃない!?
そう考えると・・・
ステキ•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
クサトベラは新芽もかわいい♡
小笠原では、クサトベラが公園にも植えられています。
わさわさと広がっていくので時々剪定されるのですが、ある日、選定された枝先に新芽が出てきているのを見つけました。
ほんのりピンク色に染まる葉先が、赤ちゃんのほっぺみたい♥
そう思ったら、天使の赤ちゃんたちが集まっているように見えてきませんか?
亜熱帯とはいえ、1、2月は北風が冷たい季節。
冷たい北風の吹く1月の海岸淵で、心がふわっとあたたかくなるのでした♥
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