海に魅せられた女子ダイバーのみなさん、こんにちは!
ダイビングをスキルアップしたい初心者ダイバーのお悩みに、インストラクター経験者のみぃが、今回もお答えしていきますね♪**
ダイビングは好きなのに、時々苦しく感じるの…
緊張して正しい呼吸ができていないと、苦しく感じるものですよ!
ダイビングは、メンタルが重要なアクティビティです。
いつもよりも緊張感の高まること(急に生理になっちゃったとか、ガイドの第一印象が悪かったとか)があるだけでストレスが高まり、呼吸が乱れ、その結果として苦しく感じてしまうのです。
逆に、呼吸をコントロールできると気持ちも落ち着いてきます。
今回は、正しい呼吸を身につけてダイビングでのストレスを減らす方法をお伝えしますね♪**
*ダイビングでの呼吸が苦しい
ダイビング中の呼吸を苦しく感じるのは初心者だけじゃない
アタシって、ダイビングに慣れていないから苦しいのかしら…?
って思いますよね?
答えはNO!です。
何百本も潜っているダイバーでも、ダイビングを職業にしているインストラクターでさえも、『あれ?今日はなんだか苦しいな…』って感じることはあるのです。
みぃが初めて『え!?この苦しさはなに!?』って感じたのは、400本以上潜った頃でした。
ちょっとダイビングから離れていて、年に1回くらいしか潜っていなかった頃。
1年ぶりのダイビングが3回目になったときに、突然やってきた違和感。
普通に潜降もできて、中性浮力を保ちながらドロップオフのポイントを泳いでいて、『こういう景色大好き~♥』って思っているのに、なぜか胸が苦しい…
どうしたんだろう、アタシ…なんで苦しいんだろう…って思いながらエキジットまで過ごしました。
エキジット後にガイドさんから『みぃちゃん、めっちゃがんばって潜ってるって感じだったね。』と言われる始末。。。
それなりに経験を積んでいるのに、ダイブマスターというプロ資格も持っているのに、どうしちゃったんだろうアタシ…と、ひそかに落ち込んでいました。
『ダイバーになりたい!』という気持ちを5年間積み上げた末にCカードを取得した私は、講習を受けているときからうれしくて楽しくて、『呼吸が苦しい』とか『海が怖い』なんて感じたことはありませんでした。
それが!
400本以上の経験とダイブマスターというプロ資格を取得し、ガイド経験も得た後に初めて感じた呼吸の苦しさ!
・・・でもそのおかげで、『ダイビングが苦しい』という人の気持ちがわかるようになり、その苦しさの原因についても考えるようになりました。
なので、ダイビング中に苦しいと感じるのは、多くの不安を抱えるダイビング初心者のアナタだけじゃないってことをまずは知っておいてくださいね。
ダイビング中に呼吸が乱れると苦しくなる理由
『ダイビングでの呼吸は、ゆっくり大きく』
講習中、なんども耳にしますね。
では、ゆっくり大きな呼吸と浅くて早い呼吸とでは、何が違うのでしょう?
ゆっくり吸い込んだ息をしっかり肺まで届けると、酸素濃度の濃い新鮮な空気がしっかり肺に入ります。
そして吐き出すときには、体内で使われて酸素濃度の薄くなった空気が送り出されます。
これにより、身体に必要な酸素がうまく循環するのですね。
逆に浅い呼吸では空気が肺まで届かないので、新鮮な空気が口から出入りしているだけで身体に必要な酸素が吸収されません。
浅くて早い呼吸では、身体に必要な酸素がちゃんと循環していかないから苦しくなるのです。
ダイビングの正しい呼吸法をおさらい
くりかえしますが、ダイビングでの呼吸は『ゆっくり大きく』
ポイントはまず、息を吐ききること。
レギュレーターのマウスピースを加えるとなぜか、息を吸うことにばかりに意識が集中してしまいがちです。
吸うことよりも吐くことを意識しましょう。
息をしっかり吐くことができれば、吸うことは自然とできてきます。
息をしっかり吐くことによってゆっくりと吸い込むことができるので、身体の中に必要な酸素が循環されて、息苦しさは軽減されますよ!
ダイビング中に呼吸が苦しく感じたときの対処法
とはいえ、理屈がわかっていてもそう簡単にコントロールできるワケじゃないからこそ、悩んじゃうのですよねー。
1・ダイビング中に苦しくなったら、まずは何かにつかまる
もしも『あ、苦しくなってきたかも…』って感じたら、まず止まって何かにつかまりましょう。
近くにある岩でも、ガイドさんでも、バディでも。
ダイビングする前に、『時々苦しくなっちゃうから、そうなったらつかまらせてね』って伝えておきましょうね。
2・目を閉じて、呼吸に集中
何かにつかまったら、目を閉じて呼吸に集中しましょう。
そして、『アタシ、ちゃんと息吐けてる』って確認してください。
息を吐ききってからゆっくり吸い込む、これが何回かできたら目を開けてみましょう。
呼吸が早くなっているときって心拍数も上がってドキドキしている状態なので、目を閉じてゆっくり呼吸できたら、ドキドキもおさまります。
ドキドキしているのが落ち着いてきたら、息苦しさもおさまっているはずですよ。
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ダイビングでの不安を少なくするために
呼吸がきちんとできていても、ダイビングに対する不安が大きいと息苦しさを感じるものです。
・初めての海だから?
・知らない人ばかりだから?
・上手そうなダイバーばかりだから?
不安要素は人それぞれです。アナタの中の不安要素がわかったら、それを担当のガイドさんに伝えておきましょう。
不安が大きいのなら、少人数で初心者を対象にしているようなショップを選びましょう。
ダイビングショップ選びは、こちらの記事も参考にしてみてください↓↓↓
少人数で、信頼できるインストラクターやガイドさんと安心して潜ることで、苦手意識は克服されていきますよ。
不安感や恐怖心が小さくなれば、呼吸もラクになります。
ダイビングでは、正しい口呼吸をすることによってメンタルを安定させることがとても大切なのです。
まとめ
オンナの子はデリケートなので、ちょっとした不安が大きなストレスとなって呼吸が乱れ、苦しく感じてしまうものです。
信頼できるショップやスタッフを選び、安心してダイビングできる環境を整えることがメンタルを整え、それによって呼吸も整えられて、息苦しさを軽減してくれます。
アナタが安心してお付き合いできるショップやスタッフを選んで、楽しくダイビングを続けてくださいね♪**
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