次世代スーパーフードと呼ばれる『モリンガ』
インド原産で、2000年以上も前からの伝統医学・アーユルヴェーダに用いられ、アフリカ・フィリピン・インドネシアなどの亜熱帯地区でも、古来より薬や美容・健康のために使われてきたモリンガ。
数年前に日本にも紹介され、昨年頃よりじわじわと人気を集めています。
亜熱帯の島であるこの小笠原でも栽培されているという話を聞きつけ、さっそくその畑を訪れてみました。
モリンガってなに?
インド原産の植物、和名・ワサビノキ
インド原産で、アフリカ・フィリピン・インドネシアの島々で栽培されています。
日本では沖縄本島・宮古島・石垣島、鹿児島県・与論島、熊本県・大矢野島で、限定的に商業用として栽培されています。ここ小笠原でも、試験的な栽培が始まりました。
90種類以上の栄養素が含まれて『300の病気を予防する薬箱』とも呼ばれ、インドでは2000年以上歴史のある伝統医学・アーユルヴェーダでも生薬として使われてきました。
ビタミン・ミネラルをバランスよく含んでいるのが特徴で、花・葉・茎・幹・根・種、と余すことなく利用できることから、ミラクルツリー(奇跡の樹)とも呼ばれています。
モリンガって何がそんなにスゴイの?
90種類以上の栄養価と46種類以上の抗酸化物質
ビタミンCがオレンジの7倍、ビタミンAがニンジンの4倍、カルシウムが牛乳の20倍、etc…といったビタミン・ミネラルの多さにも驚きますが、身体の中で作ることのできない必須アミノ酸9種類をバランスよく全て含まれているという点は大いに注目できるところです。
アミノ酸スコア100の代表的な食品といえば卵・牛乳・大豆・豚ロースなど。それに匹敵する栄養素プラスたんぱく質まで含んでいる植物って、他に聞いたことがありません。
また、赤ワインに代表されるポリフェノールはその8倍。リラックス効果を高めるギャバも、発芽玄米の20倍など、スゴイというよりも笑っちゃうくらいの値です(笑)
葉緑素やクロロフィルを多く含むことで話題になった『ケール』と比較しても、その違いは歴然。
モリンガ栄養価の効果
美肌効果
モリンガには肌の健康に欠かせないたんぱく質をはじめ、ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれています。
アンチエイジング効果
モリンガに多く含まれる抗酸化物質・ポリフェノールは活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、アンチエイジング効果が期待できます。
ストレスの緩和
モリンガに含まれるギャバはアミノ酸の一種で、脳やせき髄で精神をリラックスさせたりストレスを和らげる作用があります。
それによって安眠効果が得られるほか、血圧を下げたり肝臓や腎臓の働きを促してくれます。
モリンガってどうやって手に入れるの?
国内で栽培されている地区では市場で生の葉が販売されているようですが、粉末やサプリメント、お茶としてインターネットでも販売されています。
※以前 Mermaid Cafe のオンラインショップで販売していたモリンガパウダーは現在販売を中止しています。。。
モリンガってどんな味?
モリンガを食べてみました
モリンガティー
近所の農家さんから案内されて収穫させていただいた生の葉っぱを煎じてお茶にしてみました。
苦味などもなく、薄めのよもぎ茶といった感じ。口当たりがとてもまろやかで、私の感想は『めっちゃやわらかい!』
モリンガポタージュ
モリンガと玉ねぎを一緒に炒めてコンソメと塩で味付けし、水と豆乳を加えて煮込んでブレンダーにかけました。
グリーンが香る、ほっこりとしたスープです。
レシピはこちら↓↓↓
モリンガマフィン
こちらは葉を乾燥させてミルで挽き、パウダー状にしたものを混ぜて焼き上げました。
乾燥させると香ばしさが引き立ち、抹茶のような香りです。
抹茶よりもやわらかい、グリーンの香り。ミルクたっぷりのカフェ・ラテとの相性抜群です。
モリンガのデトックス効果は抜群!
いかがでしたか?
こんなにたくさんの栄養効果を秘めたモリンガ、食べない理由はないですね(笑)
国内で生のモリンガを手に入れることはなかなか難しいですが、インターネットで手に入るモリンガパウダーなら、手軽にどんなお料理にも使えます。
豆乳やヨーグルトと合わせたスムージーを毎朝の習慣にするのもいいですね!
ファスティング用に、プロテインに配合された商品も販売されています。
私はラッキーなことに生のモリンガが手に入る環境なので、いろいろな食べ方を研究してまたお伝えしたいと思います!
コメント