「幻」とも言われる、小笠原の御朱印(笑)
小笠原の神社って、いつも無人ですよね?
調べると小笠原にも御朱印はあるみたいだけど、いつ行ったらいただけるのかしら?
そんな声がたくさん聞こえてくるので、小笠原で御朱印が拝受できる神社の情報をまとめました!
基本的には、
・大神山神社はおがさわら丸入港日
・小笠原神社はおがさわら丸出港日
・月ヶ岡神社は11月26日の例大祭
に御朱印を拝受することができます。
おがさわら丸の着発運航時は変則的になること、母島の月ヶ岡神社に関しては裏ワザ(!?)もありますので、ひとつひとつご紹介していきますね!
小笠原神社の御朱印(父島・扇浦地区)
以前まで、小笠原神社の御朱印が拝受できるのは、年に一度の例大祭が行われる7月26日だけでした。
ですが2022年の春より、定期的に宮司さんがお勤めしてくれるようになりました。
おがさわら丸出港日の10時~14時頃に宮司さんがお勤めしていますので、その時間内に参拝すれば御朱印を拝受することができますよ!
小笠原神社の場所と行き方
小笠原神社は、商店や宿泊施設が集まる大村地区の対岸にある扇浦地区にあります。
距離にして、街中から5.5キロほど。
歩くと1時間ほどかかるので、レンタルバイクやレンタサイクル、村営バスを利用するといいでしょう。
村営バスの運行は1時間に1本程度なので、時刻表を確認しておいてくださいね!
→小笠原村営バス時刻表
村営バスやレンタルバイクなら、街中から10分ほどで到着します。
海と反対側にある「扇浦園地」の奥に鳥居が見えて、社殿までの参道が続いています。
大神山神社の御朱印(父島・大村地区)
大神山神社は、停泊するおがさわら丸と港周辺の大村地区を眼下に見渡す大神山に鎮座しています。
港付近から海と反対側の山を見上げると、赤く塗られた社殿を見ることができますよ!
大神山神社の開所日は、おがさわら丸入港日の13時~16時となっています。
大神山神社の場所と行き方
大神山神社は、商店や宿が集まっている大村地区にあるので歩いていける距離にあります。
が・・・
割と急こう配の階段が待ち受けています。。。(笑)
大神山神社へ向かうその階段は、青灯台から山側へ向かう道の突き当りにそびえ立っています。
上に見える鳥居まで、まず135段の階段を上ります。
鳥居を抜けると階段の幅が広くなり、ここから86段で手水舎へ到着。
お守りやおみくじの販売、御朱印の受付けは、社殿に向かって左側の小窓で行っています。
神社周辺に飲み物の自動販売機はありませんので、あらかじめ水を用意していってくださいね!
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月ヶ岡神社の御朱印(母島・元地)
小笠原の中でも、最もレアな御朱印の登場です!
母島・月ヶ岡神社の御朱印はなんと、今年(2022年)にできたばかり!!
母島には宮司さんが在中していないので、11月23日に行われる例大祭には父島の宮司さんが出張して神事を行います。
月ヶ岡神社の御朱印を月ヶ岡神社で拝受できるのは、年に一度だけ(!?)っていうことになりますね。。。
月ヶ岡神社の場所と行き方
母島の月ヶ岡神社は、2022年春に再建されて新しくなりました。
2019年10月に小笠原近海を通過した【猛烈な】台風19号により、それまであった月ヶ岡神社・社殿は崩壊してしまったのです。。。
<参照元:Google map>
月ヶ岡神社は、ははじま丸先客待合所から、商店がある方へ向かって歩いていく途中、左側にある階段を上がります。
階段は、母島観光協会があるははじま丸先客待合所と、観光名所のひとつである「清見ケ丘鍾乳洞」の中間くらいの場所にあります。
<参照元:Google map>
月ヶ岡神社の御朱印を拝受できる裏ワザ情報
月ヶ岡神社の御朱印を、月ヶ岡神社でいただけるのは年に一度、11月23日に行われる例大祭です。
・・・ですが・・・
・・・今回・・・
宮司さんとお話をしている中で
こんな遠い島まで来てくれて
島の神社にまでご挨拶してくれた方には
神社でなくてもよければ御朱印を書きますよ。
と言っていただけましたー!
こちらの宮司さんは普段、おみやげもの屋さんの店主をされています。
お店の奥のカウンターで「神社の宮司さんはいらっしゃいますか?」って尋ねていただいて、月ヶ岡神社の写メなどを示して「参拝してきたので御朱印をいただきたい」と言う旨を伝えていただければ、快く書いてくれますよ!
おみやげもの屋さんにいるときは宮司さんの格好をしていないので、そこはガッカリしないでくださいね(笑)
小笠原で御朱印を拝受するための準備
御朱印帳について
大神山神社・小笠原神社において、御朱印帳の販売は行っていません。
ここ小笠原には、【御朱印帳】の販売を行っている商店がありません。
父島・大村地区にあるお土産屋さん「フリーショップ・まるひ」にて、販売されるようになりました。(2024年11月現在)
・・・在庫数が少ないので、購入者が殺到すると品切れになることもあります・・・
神社で御朱印を拝受したいと考えている方は、できるだけご自身の御朱印帳をお持ちになることをおすすめします。
また、おがさわら丸船内のミニショップ「ドルフィン」で販売されている「御船印帳」でも対応していただけますので、こちらを購入してもいいですね^^
初穂料(はつほりょう)について
初穂料(はつほりょう)とは、御朱印のお代のことです。
特に決まりはありませんが、500円くらいが相場と言われています。
御朱印を拝受する際には、お釣りを請求することのないように準備しておきましょう。
小笠原ですべての御朱印を拝受するスケジュール
全行程5泊6日、現地滞在が3泊4日となるのが基本の、小笠原旅行日程。
この中で、すべての神社を参拝して御朱印をいただくためには、以下のスケジュールで行動することになります。
「小笠原の神社を制覇するために来ました!」というような方に、みぃはまだお会いしたことがありませんが(笑)
上記のようなことを考えている方はぜひ、参考になさってくださいませ。
2022・夏のおがさわら丸着発運航時における神社開所情報
夏はおがさわら丸が着発運航となります。
父島の大神山神社・小笠原神社の開所日も変則的となりますので、その情報を以下に記載しておきますね!
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