海に魅せられた女子ダイバーのみなさん、こんにちは!
ダイビングをスキルアップしたい初心者ダイバーのお悩みに、今回もインストラクター経験者のみぃがお答えします♪**
ダイビング中に写真撮れるのって楽しい!
自分の目で見た世界を写真に残せるってうれしいですよね!
ところで、撮影中の気配りはできていますか?
え!?撮影中の気配り…??
水中撮影はダイビングの楽しさを広げてくれるアイテムですが、それだけに没頭していると見逃がしてしまいがちな気配り。
自分が被写体としている生物、その周辺に住んでいる生物、他のダイバー、バディ、ガイド、などなど。
今回は、ひとり満足で周りに迷惑をかけることのないよう、水中カメラを手にした時にぜひ、心に留めておいてほしいことのお話です。
*水中カメラを持ち始めたら、ダイビングがめっちゃ楽しくなってきた!
*水中カメラを持ってダイビングするときに気をつけることってあるの?
*初心者女子ダイバーのための、水中カメラデビューガイド*
1・コンデジはスマホ感覚で使えて楽しい!
2・水中カメラのセッティング手順
3・水中撮影に必要なダイビングスキル
4・ダイビング中に撮影するときのマナー
⇒今日のお話はこちら
水中撮影時、被写体をひとり占めしていないかしら?
ガイドさんが紹介してくれる生物、ぜひカメラに収めたいですよね。
他のダイバーもそう思っています。
もうちょっとピントあわせたい、もうちょっといい構図でとらえたい、その気持ちはみんな同じです。
ガイドはなるべく全員がシャッターを押せるように待ってくれていますが、そのポイントを廻る時間配分を計算しながら移動しています。特に深場では、滞在時間も短くなります。
一度シャッターを押したら、ファインダーから目を離して周囲を見回しましょう。他に待っているダイバーがいないか、ガイドが移動しようと合図をおくっていないか、確認するようにしましょうね。
水中撮影しながら、サンゴを蹴り落してない?
一見岩のように見えるサンゴも、動物です。あなたが撮ろうとしているサカナと同じ、命ある生き物です。
サンゴの隙間に住んでいる子を撮ろうとして、その子のお家をポキッて壊しちゃいます?
または、その子とその子のお家のお隣さんサンゴをフィンの先で蹴り落としちゃいます?
私たちは、そこに住む生物の生活圏にお邪魔させてもらっています。彼らの生活圏を壊さないように、謙虚な姿勢でダイビングしましょうね。
あなたの写真の仕上がりよりも、彼らの生活圏を見守ること、彼らの姿を見てたくさんのダイバーがうれしく思うこと、が大切ですよね。
砂地での水中撮影の時、砂を巻き上げていない?
ちいさな身体でかわいらしい表情のハゼ類。砂地を住み家にしているハゼはたくさんいらっしゃいますね。
有名写真家さんたちの写真を見て、同じように撮りたい!って思う気持ちはわかりますがが…
水底ギリギリのラインを、砂を巻き上げずに泳ぐスキルは備わっていますか?
砂地に住んでいるのはハゼだけではありません。フィン先で砂地をかきまわしちゃうと、ひっそり生活している他の生物もびっくりしちゃいます。
また、砂が舞ってしまうことによって視界がさえぎられ、他のダイバーが写真を撮れなくなってしまうことも。砂の細かい水底では、一度砂が舞ってもくもくしてしまうとクリアな視界に戻るまでに時間がかかります。
砂を巻き上げないフィンキック、ぜひ習得してくださいね!
砂を巻き上げないフィンキックのコツはこちらから↓↓↓
フィンキックの応用は、こちらも読んでみてください♪**↓↓↓
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環境にやさしい水中撮影をするために、ダイビングスキルを磨きましょう
ダイビング時、片手にカメラを持って泳ぐためには、水中でバランスの取れた姿勢をキープできていることが必須です。それに必要なのは中性浮力。
カメラを持つようになり、なんだかうまく泳げていないなーっていうことに気が付いたら、それは中性浮力ができていない証拠です。一度カメラを手放して、中性浮力に集中しながらダイビングしてみましょう。
ダイビング指導団体『PADI』の認定ショップなら、中性浮力のスペシャルティコースも用意されています。インストラクターの指導を受けながら潜ると、スキルは格段にアップしますよ。
まとめ
水中カメラを持つようになると、あれもこれも撮りたくなってしまって、周りが見えなくなってしまう方が多いです。
その中で、自分のダイビングスキルや撮影時のマナーについて疑問を感じたあなたはすばらしい!
中性浮力を身につける、砂を巻き上げないフィンキックを習得するなど、ダイビングスキルをアップすることが、マナーを守って水中撮影できることにつながっていきます。
ダイビングのスキルが上がると、ダイビング中に余裕がでてきます。余裕が出てくると視野が広くなるので、ガイドやバディ、他のダイバーの動きがよく見えるようになります。ガイドが見せてくれている生物の周囲にも目が行くようになります。そうすると、周囲に気遣いができるようになってくるのです。
気遣いのできるダイバーは先輩ダイバーにもかわいがってもらえるし、スタッフ側からの印象もよくなるので、スキルのアドバイスをもらえたり珍しい生物を紹介してもらえたりなどの、オマケがついてくることもありますよ♡
ぜひ一度自分のスキルをチェックして、写真もダイビングも楽しく上達していってくださいね♪**
ダイビングにおいてのカメラ初心者が注意すべきことはこちらから↓↓↓
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