キャベツの赤ちゃんが産まれるまで

島暮らし・小笠原
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手作りが好き

お料理が好きなのは、なんでも手作りするのが好きだからかもしれません。

ヘンプでブレスレットやネックレスを編んだり、麻ひもでバッグを編んだり、好きな素材の布でワンピースを縫ったりもしました。

扱う材料についつい愛情込める上に好奇心も強いので、お料理をしていると、考え事で頭の中がいっぱいになります。

 

野菜の切れ端を育てる楽しみ

人参や大根のヘタ、カイワレ大根や豆苗は水耕栽培にして新芽の成長をを楽しみながら、少しずつお料理に使ったりします。
同じような人はけっこういるのではないでしょうか。

私の住んでいる小笠原は定期船が月に5回ほどしか来ないので、船の入港前には食材も乏しくなり、お料理の盛り付けにちょっとグリーンがほしい時など、水耕栽培で育てたグリーンはとても便利に使えるのです。

キャベツの芯からキャベツを育てる

そんなある日
キャベツの芯からキャベツができないかな?と考えてしまいました。
冬になる度に野菜価格高昇が話題になるここ数年、島での販売価格は500円を超えることもあります。
500円で買ったキャベツの芯からキャベツができたら、節約になるかも!(笑)

早速、使い切ったキャベツの芯をきれいに切って、植木鉢に植えてみました。

毎朝水を上げていると、1週間ほどで芽が出てきて、2週間目にはキャベツのカタチになってきました。

なんてかわいらしいのでしょう♡

全員を育てると大きくならないと予想し、ひとつを残して剪定。
3週間後にはミニチュア・キャベツになりました。

小さいけれど、見た目は立派なキャベツのカタチですね♪**

これは!
鉢上げしてあげたら、ちゃんとキャベツになるかも!
と思っていたら…

中心から茎が出てきて蕾を付けはじめました。

せっかくなので観察を続けると茎がどんどん伸びて、菜の花のようなかわいらしい花が咲きました。

こんな風にキャベツの花を見ると、あらためて
ああ、アブラナ科なんだなあと思いますね^^

最初にキャベツの芯を植えてから約1ヶ月。
3月になり日差しが強くなってきて、あたたかな春を感じる景色が
庭の片隅にできあがりました。

 

自分で育てた、ちいさなキャベツを食す

育てながら観察することに感心が向き、花が咲くころには葉が硬くなってしまったので
2回目は、収穫を目指して栽培。
茎が伸びてくる直前に収穫を行いました。

小さなキャベツの葉が6枚(笑)

ほんとうに小さな葉っぱですが、自分で育てた初めてのキャベツ。

お気に入りのオリーブオイルと塩で、丁寧に、キャベツ炒めに仕上げました。

小さくても、味は立派なキャベツ(笑)

お気に入りの白ワインと共に、ゆっくり味わっていただきました。

自身の手をかけて作ったものはなんでも、かわいくておいしいのです♡

 

 

 

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