バナナって、最もポピュラーな果物ではないでしょうか?
季節を問わずスーパーで売られているし、価格も比較的安定していて安価。
おやつや朝食用に、手軽に手に入れることができるバナナ。
バナナの味を知らない日本人はいないでしょう。
・・・でも!
島バナナは多くの日本人が知らない味なんです!
沖縄の市場や小笠原のJAで販売されている、青い島バナナ。
今回は、その食べ頃をご紹介します。
島バナナは青い状態で販売されている
島バナナは、まだ青々とした緑色の状態で売られています。
日本のスーパーでも
このバナナ、まだちょっと青いなー
っていう状態で売られていることもありますが・・・
島バナナは、そんな比ではありません。
真みどり色なので、初めて見る方はびっくりしちゃうと思います。
でも実は、一般的にスーパーで売られているフィリピン産や台湾産のバナナも青いうちに収穫・出荷されています。
輸入される過程で熟し、黄色くなった頃に販売棚に並べられているのです。
島バナナを軒先に吊るして熟成を待つ
市場やJAで購入した青いバナナを、そのまま食べてはいけません。
ひもでくくって軒先に吊るし、熟成するのを待ちます。
洗濯物と並んでバナナが干されている様子は、小笠原や沖縄独特の景観かもしれませんね(笑)
島バナナの食べ頃
購入した時のバナナの状態にもよりますが、1週間から10日ほどで黄色くなります。
さらに3~5日ほどおくと、【シュガースポット】と呼ばれる黒い斑点が現れるので、そうなったら食べ頃です。
熟しはじめるととあっという間にやわらかくなるので、毎日愛情をもって観察してあげてくださいね♥
吊るしたバナナがメジロに食べられる事件(笑)
私は自営の【マーメイドカフェ】で【島バナナとくるみのパウンドケーキ】を販売しているので、ケーキの材料となるまで軒先に吊るしています。
ある日。
そろそろかなー・・・とバナナを確認すると、房の付け根に丸く穴が開いていました。
!!!
庭先をチュンチュン飛び回るメジロが犯人に違いありません。。。
見ている分にはかわいいメジロなのですが、せっかく購入してここまで熟したバナナを彼らに差し上げることはできません(笑)
すみやかに家の中へと移動させました。
【バナナの味】の常識を変える島バナナ
私もそうでしたが、初めて島バナナを食べた方はほぼ全員
なにこれ?おいしい~
と口にします(笑)
味を文章で表現するのはとても難しいのですが・・・
もっちりとした食感で、さわやかな酸味を感じる甘さなのです。
バナナってこんなにおいしい果物だったのかと、感動すること間違いなしですよ!
以前、バナナが好きな父とバナナは嫌いという母の住む実家へ送ったのですが
島バナナっておいしいのねー、びっくりしたわ
と母からメールが届きました。
・・・バナナ嫌いで普段は父のためだけに購入している彼女ですが、小笠原から届いた珍しい島バナナは食べてみたようです。
びっくりしてもらえて、バナナはおいしいってわかっていただけて、よかったです(笑)
バナナ好きな方はもちろん、そうじゃない方もぜひ一度味わっていただきたい【島バナナ】
小笠原では【小笠原アイランズ農協】で購入できます。
沖縄産のものはオンラインでも販売されていますよ!
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