ダイビングに出かけるならサンダルが必要ね。
かわいいビーチサンダル探さなきゃっ!
待って待って!
ダイバーなら、ビーサンじゃなくてギョサンでしょ(笑)
ギョ? サン?
って、なあに?
船の上や濡れた岩場でも滑らなくて丈夫なサンダル・ギョサン。
今回は、カラーバリエーションも豊富になってダイビング以外でのコーディネートにも活躍してくれる『ギョサン』をご紹介しますよ!
*ダイビングに出かけるときのサンダルを探している
*『ギョサン』って聞いたことあるけどなあに?
『ギョサン』とは、漁業従事者用サンダルの略語
ギョサンの発祥地は小笠原
ギョサン発祥の地はなんと、ここ小笠原です。
昭和43年にアメリカから返還された3年後にはすでに売られていたゴムゾウリ『ギョサン』
ゴムでできているので濡れた船の上やノロ(コケ)のついた岩場でも滑らず、鼻緒がソールと一体型になってるので、鼻緒がスポンッとぬけることのない丈夫な作り。漁師さんにはずいぶん重宝されていたようです。
そう!
漁師さん=漁業に従事している方々、が愛用しているサンダル。
ということで、『漁業従事者用サンダル』略して『ギョサン』なのです。
最初は漁師さんの間で人気でしたが、その丈夫さ・丸洗いできてすぐ乾く実用性が島民に広がり、島を訪れるダイバーにも人気となり、少しずつ広がっていきました。
小笠原の生活に密着してきたギョサンの歴史を、こちらに書いています。
地味なギョサンがおしゃれに変身
みぃが初めて小笠原へ来た頃(1988年)のギョサンはまだ『便所サンダル』的な名残もあり、茶色が多くて、きれいな色と言えば水色やオレンジ色くらいでした。
漁師さん仕様のため、デザインも割とゴツい。丈夫だけど、鼻緒が太くて足の甲が【ギョサン擦れ】しちゃう感じ。
その後、母島の商店で鼻緒が細くて白いギョサンが販売されるようになると『母島土産は白ギョサン』と言われるほど女子に人気となり、カラーバリエーションもデザインも増えていったのです。
おしゃれで丈夫で安価なギョサンの魅力
ギョサンはすべらない
海やプール用に、ビーチサンダルを購入する方は多いと思います。
でも・・・ビーチサンダルって、ダイビングボートの濡れているところで滑ったりしません?
ダイビングを1本終えて、次のダイビングの器材セッティングをすませて、気持ちもふ~んわりしているところで、歩きながら『ズルっ』『おっと!』なんていう感じ。
みぃはよくありました(笑)
激しくすべって転びそうになったところをギリギリこらえて『セーフ!』って、翌日に変なところが筋肉痛になったりしちゃいますよね(笑笑)
ギョサンの魅力は、なんといっても濡れているところでも滑らないこと!
素材がゴムなので、滑りにくいのです。・・・ゴム長靴をサンダルにした感じですね。
ダイビングの休憩中、安心してぼーっと歩けます。
ギョサンは鼻緒がぬけない
ビーチサンダルって、何回か履くと鼻緒がスポってぬけちゃったりしますよね。
ぬけた鼻緒をグイって差し込むことはできるけど、一度抜けた鼻緒はまたすぐにぬけちゃいます。
ギョサンは鼻緒がソールと一体型になっているので、走っても鼻緒の取れる心配がありません!
毎日履いても、3年くらいはもちます。
つい先日友達が、『3年履いたら鼻緒が切れたわー』と言って、裸足でカフェにやってきました(笑)
ギョサンのハードユーザー・島民男子でも3年はもつのです。
丈夫!
カラーバリエーションが豊富
ギョサンって『漁業従事者用サンダル』ですから、昔は地味な色しかありませんでした。
でも、いまではラメ入りクリアカラーやメタリックカラーなどのバリエーションが豊富です。
1000円以下で、コスパ最高
毎日ギョサンで過ごすハードユーザーでも3年間壊れない優秀なサンダルが、1000円以下で買えるという安さ。
何足か揃えて、その日の気分やファッションにあわせて履き替えて楽しむこともできますね!
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ハンドメイド・デコギョサンで、オリジナル度アップ!
『おしゃれギョサン』とも呼ばれるカラーバリエーション豊富なレディースギョサンは鼻緒が3本に分かれているので、ビーズや貝殻などを糸で巻き付けてオリジナルデザインに仕上げることもできます。
ちょっと手を加えるだけで、おしゃれ度がグンとアップ!
気持ちも上がりますね♪**
まとめ
船の上でも滑らないし、走っても鼻緒が抜ける心配もなく、アフターダイブのリゾートファッションにもコーディネートできる優れサンダル・ギョサン。
カラーバリエーションも豊富だしお手軽価格なので、何色か手に入れてその日の気分で履き替えてみるのもいいでしょう!
ハンドメイド好きなあなたは、オリジナル・デコギョサンを作り上げて楽しみの幅を広げてみてくださいね♡
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