村営バスと島ルール

小笠原 村営バスと島ルール ひとりごと
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バスに置いてかれちゃいました。。

そう言いながらやって来た3人組。

 

みぃ
みぃ

え!?ずっとバス待ってたよね!?
どうしたの!?!?

 

最近は、扇浦園地を中心に出店しているマーメイド号。

マーメイドカフェ 小笠原

 

扇浦は父島の繁華街・大村地区の対岸にあり、定期船・おがさわら丸が停泊している二見桟橋からは6キロほど離れています。

扇浦海岸の詳細は、こちらの記事で紹介しています。
↓↓↓

 

宿泊施設や商店は、大村地区に集中しています。

 

小笠原旅行に来る方は、海や森へのツアーに参加する方がほとんど。

多くのツアー業者さんは宿へ送迎してくれるので、
観光客の行動範囲は、宿周辺とツアーで訪れる観光名所だけ
となります。

 

 

島の繁華街から離れた場所で
キッチンカーを出店するようになってから

割と長くおしゃべりをしていくお客さまが増えました。

 

ツアー参加の予定を入れず
レンタカーやバイク、電動アシスト付き自転車などで
島巡りをしている方々は

行動時間を自分でコントロールできるので

人通りの少ない場所に
ぽつんと停車しているキッチンカーが目に留まると

なにかを購入する、というよりは
ちょっと寄ってみよう
と思っていただけるようです^^

 

冒頭の3人は

私がキッチンカーの営業準備を始めた頃に
波打ち際からビーチハウスに上がってきて
バス停の時刻表を何度も見ていたので

ああ、バスで街方面に帰るのね
と思って見ていました。

それから間もなくの、冒頭の会話。

あれだけバス停を気にしながら
ビーチハウス周辺をウロウロしていたのに
いったいどうしたことでしょう??

 

村営バスは
1時間に1本くらいしか運行していないので

逃してしまったら
1時間待たなければならないのです。

 

 

詳しく聞いてみると

彼らは
バスが来る時間を確認して
ビーチハウスのベンチに座って待っていた。

バスが見えたら
バス停の横に並ぼうと思っていた。

だって
バスはバス停に停車すると思っていたから。

そう!
バスはバス停に停車すると思っていたんです!

 

こちらに目を向けることもなく
減速もしないで行っちゃったんですよ…

おかしくないですか!?!?
バス会社に文句言いたいです!

あー・・・・・

そうか・・・・・

 

私は島に長く住んでいるので

村営バスの運転手さんが
バス停に人が立っていないときは
そのバス停には止まらない

ということを知っていました。

それは

島民にとっては
「常識」になっているかもしれません。

 

でも初めて小笠原へ来た彼らは

「バスはバス停に一旦停車する」
というのが常識と考えていたのです。

 

彼らの立場に立って考えてみれば

ビーチハウス内に人がいるのだから
バスの運転手にはそれが見えるはずなのだから

バスを待っているのかもしれない
そう思って停車するのが普通じゃないの?
っていうことです。

 

ただ、私がいままで見てきた
「バス待ち」の人たちは

バス停に書かれている時刻の3分くらい前には
バス停の横に立って待っていました。

バス停に人が立っていないときは
バスはそこに停車しないということを
知っていたのでしょうか…?

宿の人から忠告を受けていたのかしら??

村営バスの利用者は
田舎のバスはそういうものだと
知っている人ばかりなの???(笑)

そんな疑問が、次々と浮かんできます。

 

まあ・・・
なにを言っても次のバスまで1時間以上あるので
せっかくだからのんびり過ごしてくださいよ。

となだめると

「島のこととか、いろいろ聞いてもいいですか?」

という流れになり
4人でのおしゃべりが始まりました。

どこから来たんですか?
というありきたりの質問をすると

北海道

福岡

韓国

え!?
小笠原で知り合ったの!?
みんなひとり旅??

 

詳しく聞いてみると

北海道に住んでいる彼と
福岡に住んでいる彼女は遠距離恋愛中で
ふたりでの旅行は初めて。

韓国の彼とはここで知り合って
一緒に島内観光することになったんだそうです。

 

遠距離中のふたりのなれそめや
ふたりきりの初旅行に小笠原を選んだ理由

韓国の彼が小笠原に興味を持ったきっかけ

小笠原やほかの地域の郷土料理

観光名所や島事情 などなど

 

会話を広げていくうちに
バスのショックは和らいだようで

1時間15分ほどのおしゃべりを終える頃には

たのしかったです!
ありがとうございました!

と、足取り軽く
バス停に戻っていきました(笑)

 

ふと
北海道の彼が戻ってきたので
どうしたのかと思ったら

これ北海道のお土産なのでどうぞ!

とお菓子を渡されました。

 

「じゃがポックル」と書かれたパッケージの
ポテトスナック。

旅先で、ご縁のあった方に渡しているんです!

みぃ
みぃ

いい青年だねぇ~・・・

ほっこり^^

 

 

北海道産のじゃがいもと
北海道産のホタテエキスが使われている
北海道限定のポテトスナックには

会話のなかににじみ出る
彼の北海道愛を感じる味がしました。

 

そして私は
無事バスに乗って去っていく3人を見送ったあと

じゃがポックルを食べながら再び

バス停での停車問題(!?)について考える午後なのでした(笑)

 

バスは
バス停に人がいなくても停車するのが常識?

バス停に誰もいなかったら通り過ぎるのが普通?

 

長らく島に住んでいて
たまに上京してもバスを利用することはないので

みぃ
みぃ

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