以前働いていたダイビングショップで
とってもうれしい再会があったので
めずらしく
「ひとりごと」コーナーに
記事を書きたくなりました( *´▽`)ノ “
夏の観光シーズンが始まる前の出来事です。
おがさわら丸の着発運航が始まる前に
以前働いていたダイビングショップの
ツアーに参加してきました。
インストラクターを引退してから
もう10年も経ちますが
やっぱり海は大好きだし
夏は毎日のように
ビーチで泳いでいますが
やはり
たまには
「沖」の空気を吸いたくなるんです。
ショップのスタッフは
すっかり入れ替わっていますが
定期的に遊びに行くので
元スタッフのみぃさん
と慕ってもらえるし
こちらも
新人スタッフがオロオロしていると
さりげなくフォローしたりもできるので
ショップ側からも
「今日はみぃがいるから大丈夫」
なんて言ってもらえたりすることもあるんです。
で
自分のカフェのSNS投稿を更新しながら
そのショップのSNSにも目を向けていたときに
夏の繁忙期に向けて
新しい女性スタッフが入ったんだなー
って見ていました。
その後、ツアーに参加した日。
乗船して
ダイビングの支度をしていると
その新人女性スタッフが
あいさつしに来てくれました。
島の方ですよね?
先月から働いているカナです!
はじめまして。
よろしくお願いします!
みぃです。
はじめまして!
簡単なあいさつに続いて
他愛のないおしゃべりを軽くして出発しました。
新人さんから見たら
私なんて明らかにベテランダイバーです。
放っておいても
勝手に準備するであろうことはわかるので
他のダイバーの準備を手伝ったり
先輩スタッフの指示を受けながら
自分の仕事を確認していました。
船が走り出し
ブリッジ(操舵室)で
ほかのオネーさまダイバーたちと
おしゃべりしていると
その子がバタバタっと
かけ寄ってきて
みぃさん!
アタシ、Sじぃの孫のカナですっ!
って
興奮冷めやらぬ感じで言うんですよ。
・・・・・
・・・・・
・・・・・
えぇぇぇー!?
あのカナちゃん!?
イントラになって帰ってきたの!?
てか、いまいくつ!?
やだー!何年ぶり!?
私もビックリして質問攻めです(笑)
Sじぃは
私がそのショップで働き始める前からの常連ダイバーで
夏になると孫を連れて遊びに来ては
3週間くらいの長期滞在をしていました。
10歳になると
ダイビングのジュニアライセンスを取得できるので
連れてくる孫が10歳になると
順番に講習を受けさせて
一緒にダイビングを楽しんでいたんです。
カナちゃんは3人兄弟の末っ子で
お兄ちゃんたちがダイバーになっていくのを
うらやましがっていました。
そしてカナちゃんが10歳になった夏、
やっと彼女の番が巡ってきたのです。
私も、講習の一部を担当させてもらいました。
私自身も
子どもを相手に講習するのは初めてだったので
マニュアルに書いてある難しい言葉を
どうやって説明したら10歳の子に伝わるのか
座学のときにも一生懸命考えたし
海での講習では
身体がちいさくて力のない子どもに
どこまで自分でやらせるのか
どんな風にフォローしながら
重たい器材を扱わせたらいいのか
すごく考えながら講習に臨みました。
そう、
カナちゃんにとって
ダイビングは初めての体験ですが
私にとっても
ジュニアライセンス講習は
初めての経験だったのです。
めちゃめちゃ悩みながら
講習の手順を考えていたことを
よく覚えています。
あのとき10歳だったカナちゃんは
なんと!
26歳になっていました!
16年ぶりだって!!
ふぉーーー!!!
彼女は
はじめまして!って言いながら
なんか見覚えのある感じがするなー
って思っていたそうです。
出港後に
私がスタッフ当時着ていたパーカーを羽織ったのを見て
ピン!とくるものがあり
先輩スタッフに
みぃさんて
もしかして元スタッフですか?
と聞いたようです。
そうだよ、
の「そう」で駆け出しましたよ(笑)
と、聞かれたスタッフが話してくれました。
いやぁー。。。
感激 (*゚▽゚ノノ
10歳のときに
この島でダイバーになった子が
16年の時を経て
インストラクターになって帰ってきてくれたなんて!
話しているうちに
いろんなことを思い出して
講習中にこんなことがあってさー・・・
あ!それ、なんか覚えてます!
なんて
講習中のハプニングから
島へ来ることになった経緯、
お兄ちゃんたちやSじいの話など
ダイビングポイントに到着するまで
とめどなくおしゃべりが続きました。
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16年かぁ。。。
(しみじみ・・・)
10歳の子が
小学校・中学校・高校・大学を卒業し
就職して
職場に違和感を感じて
1年で辞め
島のことを思い出して
ダイビング修行をして
戻ってきてくるまで
じゅうろくねん。。。
その年に生まれた子が
高校生になる年月ですよ。
すごい・・・(。・о・。)
ダイビングインストラクターって
すごく体力を必要とする仕事なので
女子にはキツイけど
女性ダイバーのお客様は
女性スタッフにしか聞けないことも多々あるので
女性スタッフが欠如していたショップに
彼女が来てくれてよかったなーって
思っています^^
彼女の活躍を
これからも
影ながら応援していこうと思います♥
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