日本では1980年代の『バブル』と言われた時代に人気を博したケーキ【ティラミス】
バブル時代のイタリアン・ブームに乗ってやってきたイタリアンのケーキですが、ブームを去ったいまでも根強い人気があります。
その人気の理由を紐解いてみると、【ティラミス】という言葉に意味深な表現が含まれていることを発見!
ケーキの味や食感だけでなくオーダー時に【ティラミス】と声に出すことにも、人気の理由が隠れているようですよ!
カフェでいちばん人気のティラミス
私の住んでいる島、小笠原諸島・父島には『ケーキ屋さん』がありません。
ケーキって毎日必要なモノではないけれど、時々食べたくなりますよね。
ふわふわのスポンジにふわふわのクリーム、カラフルなデコレーション、トロリとした生チョコレート、etc…
淹れたてのコーヒーとふわふわのケーキでプチ贅沢なお茶タイム、そんなしあわせな時間を提供したくて、移動式カフェ『Mermaid Cafe』を始めました。
移動式カフェのスタイルで生ケーキを毎日提供するのは難しいので、週末だけ『Weekend Cake Special』と称してのケーキ販売。
Facebook やinstagramでの配信と口コミで、少しずつ問い合わせをいただくようになってきました。
『チーズケーキが食べたい』
『イチゴのショートケーキが食べたい』
『チョコレートムースが食べたい』
リクエストの声がいろいろ届く中、ダントツで問い合わせの多いのが『ティラミスいつ作りますか?』
【ティラミス】の人気を、あらためて実感しています。
『ティラミス』という言葉の意味
ティラミス、流行りましたね、バブルの頃(笑)
イタリアンレストランが流行り、その流れで人気を博したイタリアン・デザート。
ファミレスやファーストフード店にも並び、一世を風靡したケーキ。何年か前にも『ティラミスブームの再来か』と話題になりました。
エスプレッソを浸み込ませたビスコッティとマスカルポーネにクリームをあわせたチーズケーキにココアパウダーたっぷりのケーキ。確かにおいしいですよね~♡
『ケーキはそんなに食べないけどティラミスだけは好き』という方や、『ケーキはなんでも好きだけど、ティラミスがいちばん』という方がこんなに多いとはびっくりです。
人気の理由を考えてみようと先ず、言葉の意味を調べてみてびっくり!
ティラミスを分解すると
mi 私を
su上へ
イタリア語でのティラミス 『Tirami su ! 』は『私を引っ張り上げて!』
転じて『私を元気付けて!』とか『私を気にかけて!』という意味で、デートへの誘い文句でもあったのです!
また、生の卵黄やコーヒーリキュールといったアルコールが含まれているこのケーキは滋養強壮にもなり、夜遊びに繰り出す前に食べるスイーツだったとか。
なんとなく・・・意味深ですよね(笑)
そして、もしかしたら色気を含んだこの言葉が、人気の理由なのでは…?と思ってしまいました(笑笑)
イタリア語を理解していなくても【ティラミス】に魅かれる理由は、魂のレベルでその意味を認識しているのかもしれませんよ♡
ティラミス用マスカルポーネの入手が困難な島事情
ごくたまにですが、島のスーパーでもマスカルポーネを見かけることはあります。
でも常にあるわけではないので、私は基本的に、内地の業者さんから仕入れています。
定期船・おがさわら丸の入港は月に5回ほど。
発注をかけても即日発送されるわけではないので、『明日食べたい』と急に言われてもできません(苦笑)
賞味期限も短めなので、まとめて大量に仕入れておくこともできません。
なので、どうしても月に一度くらいのペースになってしまいます。
また仕込み場の収納スペースも小さいので、がんばっても一度に3ホールが精一杯なのです。
希少価値!?店頭に出す前に売り切れるティラミス
毎回『次の週末ケーキスペシャルは○○ですよ』
と告知してご予約をいただいているのですが、ティラミスは予約だけで売り切れてしまうことが多々あります。
もう少し大きな仕込み場を借りることができてたくさん作れたら、とは思うのですが…
…家賃が高く場所も少ないこの島では仕込み場を探すのもなかなか難しいので、ご希望の方は、まめにティラミス・コールを投げかけてくださいね(笑)
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