『海が足りない』
冬になると、口癖になります。
小笠原の広告媒体を見ていると、まるで常夏のような景色。
でも、冬は寒いです(^^;)
内地に比べれば暖かいですが、一年中水着で泳げるほど暑くはありません。
夏の間はほぼ毎日海に入り、その大きなパワーをいただいて元気に過ごせるのですが…
荒れがちな冬の海、冷たい北風、気温18℃以下、水温20℃
……入れません……(苦笑)
18℃とか20℃なんて、内地にお住まいの方がこの数字を見たら十分暖かいと思うかもしれませんが、北風の吹く海辺でこの数字は、泳ぐような温かさではありません。
…でも、気持ちは海に入りたいのです。
身体がついていけないから、入りたいのに入れないこのジレンマ…
そして海に入れないでいると、体調がイマイチすぐれない日々が続きます。
年末に3週間にも渡って風邪と向き合い、年明けに熱を出して数日間仕事を休み、2月のバレンタイン商戦が終わると同時にノドに痛みが…
ベッドから起き上がれずに思うことは
『ああ、この具合の悪さは、海が足りないからだ…』
4、5日前から再び体調を崩しながらも仕事に向かい、明日は休める、と思った翌朝に熱が上がってベッドとお友だちです。
高熱ではなかったので、夕方までベッドに抱きしめてもらっていたらやや回復してきました。
ああそろそろ海のパワーをいただきに出かけないと、と思い少し気温が高いことを感じて天気図を見ると、南風。
翌日の水曜日は、近所のビーチでアウトリガーカヌーの早朝練習が開催される日でした。
毎年、海の日前後に開催される『アウトリガーカヌーレース』に向けて有志の方々が練習会を開催してくれているのです。
朝5時半から行われる練習会は早朝が真っ暗な冬の間は開催されないのですが、少しだけ日の出が早くなってきたところで、先週から再開されたことを知っていました。
私はアウトリガーの経験はないのですが、この夏はチャレンジしてみようと思っていたのです。
夏になると参加者が多いので、少人数の練習会で、教えてもらいながら経験しておかないと!
4時半に目覚ましをセットしました。
夏の間は、カーテンの隙間から差し込む光により5時には目の覚める私も、朝の暗い冬は、6時に起きるのもつらい日々。
病み上がり直後の身体で起きられるのだろうか…
だいぶ不安でしたが、風邪をひいて散々寝た後だったので、割とスッキリ起き上がれました。
コーヒーを淹れ、それをすすりながら軽くストレッチしての、5時。
…まだ真っ暗…
初参加希望の旨を有志の方に伝えてあったものの、真っ暗なビーチでひとり、不安…
雨や強風の場合は中止ということなのですが、早朝なので直前の連絡などはなく、パラっと雨が降ったりしたので、さらに不安…
少し空が白んできたころに有志の方が到着、ほっとしました。
『じゃあ、漕ぎましょう、ここに乗ってください』
あれ!?
何も教えてもらえず、とりあえず漕ぎ出しました。
アウトリガーカヌーに乗るのは初めてだけど、シーカヤックやSUPの経験はあるので、なんとなく…
なんとなく…の感じで漕ぐ私。
少し経った頃に、リーダーの方が『あれ? みぃさん初めてでしたっけ?』
…ハイ、その通りでございます。
いつもビーチにいて、泳いだりSUPしたり、ビール飲んだりしていますけど、いつもみなさんにお会いしてますけど、アウトリガー漕ぐのは初めてです(^^;)))
ようやくコツを教えていただき、感覚がつかめてきました。
そして,
1時間足らずの初漕ぎで、元気回復!
有志のみなさま、冬の海に出てくるきっかけを作ってくれて、ありがとう♡
やはり私の生活には、海が必要不可欠。
まだ真冬の2月だけど、海に入る準備が整いました♪**
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